14歳でプロのeスポーツ選手となることを決意。
夢を叶え、ゲームの頂を目指す僕の「自分らしい瞬間」

スイッチON/OFFを通して「自分らしい瞬間」とは

無我夢中でゲームをしている瞬間が、僕にとって最高に「自分らしい瞬間」

中学時代に「フォートナイト」というゲームに出会ったことがきっかけで、本格的にゲームにのめり込んでいきました。フォートナイトは、簡単にいうと生き残りをかけたゲームで、約2km四方の島で100人のプレイヤーが戦い、最後まで勝ち残ったプレイヤー（またはチーム）が優勝します。他のゲームとは違い、攻撃から身を守る建造物を構築する「建築」という要素があるのが、僕にとってはおもしろく、夢中になりました。

僕が思う、一番「自分らしい瞬間」は、無我夢中でゲームをしている瞬間。「もっと強くなりたい」「もっとうまくなりたい」という一心で、ゲーム最優先の生活を送ってきました。プロのeスポーツ選手になるという夢を応援し、ゲームに集中できる環境を整えてくれた家族には、感謝しかありません。試合に勝って、家族や自分を支えてくれている人たちに恩返しをしていきたいです。総合学園ヒューマンアカデミーe-Sportsカレッジで教えている学生たちにも、「あの講師に指導してもらっている」と自慢できるような講師でありたいと思っています。

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講師としてオンラインで全国の学生へ指導している。

スイッチONの自分

ユニフォームに袖を通す瞬間、自分の中で真剣プレーのスイッチがONになる

僕の場合、普段ゲームの練習をするときも、大会に参戦するときも、自室がプレー場所です。毎週、火曜日に講師の仕事で外出する以外は、ほとんど自宅で過ごし、起きている間はゲーム漬けの生活を送っています。ずっと自室で過ごしていると気分のメリハリが付きにくいですが、僕にとって気分を切り替える大切なアイテムが、Human Academy CREST GAMINGのユニフォーム。ユニフォームに着替えて、ゲーミングPCの前に座ると、「さあ、やるぞ！」と真剣プレーのスイッチがONになります。このユニフォームは着心地もよくて、めちゃくちゃ気に入っています。大会に参戦するときはもちろん、気合を入れて練習したいときにも愛用しています。

スイッチOFFの自分

ゲームのことを忘れ、愛犬と戯れる時間がかけがえのないリフレッシュタイム

普段のゲームの練習は、地道な反復練習がメイン。自分のプレー録画を見直して、悪いところを見つけて、ミスがなくなるまでひたすら練習します。ゲームに疲れたときや、気分転換したいときは、小学校低学年の頃から飼っている愛犬・ガロと遊びます。もう老犬で、目がほとんど見えなくなっていますが、ひざに抱くと安心して僕に体をゆだねてくれる様子が、なんとも愛おしい。体をなでたり、室内で遊んだりするだけでなく、時々、外へ散歩に連れて行くこともあります。ガロと一緒にいると、ゲームのことを何も考えず、頭が空っぽになります。ガロと過ごす時間は、僕にとっては貴重なリフレッシュと癒しの時間になっています。

これからの「なりたい自分」

強さはもちろん、行動や生き方も含めて、若い世代の模範となるようなプロ選手になりたい

いまの目標は、フォートナイトの世界大会に出場すること。近く始まるアジア圏内の大会でトップ3に入れば、10月に開催される世界大会に行けるので、まずはアジア大会で3位以内に入ることを目標に頑張っています。

僕が目指している「なりたい自分」は、強さはもちろん、SNSの使い方や生き方なども含めて、ゲームが好きな若い世代の模範となるようなプロ選手です。選手として、また講師としての活動を通じて、ゲームの楽しさやおもしろさを多くの人に伝えていきたい。13歳から大会に出場し、中学・高校時代ずっとゲームに熱中してプロ選手になった僕だからこそ、伝えられることがたくさんあると思っています。日本におけるeスポーツ人気がもっと盛り上がるように、努力していきたいですね。

藤原さんが出演した『SWITCH－自分らしくあるために－』はBS-TBS公式YouTubeチャンネルにてご覧いただけます。
URL：https://youtu.be/aJN88wtvWbA