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Our Culture 「なりたい自分」になるために。SELFing座談会 ヒューマングループ若手社員 × 佐藤朋也社長

ヒューマングループの経営理念は、「為世為人(イセイイジン)」です。
この言葉には、「世のため、人のため」という意味が込められており、「私たちの使命は、仕事を通じて社会と人々の為に貢献すること」と定義しています。
続いて、「為世為人」を実現する具体的な方法が、「SELFing」としてバリュープロミスに定義されています。
自分らしい生き方は、「なりたい自分」を思い描くことからはじまります。自分自身の発見と開発。そうすることで生まれる、社会への貢献。
この自分らしさをカタチにする循環を、私たちは「SELFing」と呼んでいます。
SELFingのサポートは、ヒューマングループから全てのステークホルダーへ提供する価値です。

ヒューマングループ各社から集まった3人の若手社員とともに、「なりたい自分」をテーマに、佐藤朋也社長を囲み、対談をいたしました。

  • 佐藤 朋也

    佐藤 朋也

    ヒューマンホールディングス株式会社
    代表取締役社長

  • エイドーアン アイシェ

    エイドーアン アイシェ

    ヒューマンアカデミー株式会社
    国際教育事業部 日本語学校東京校 入学事務局
    2021年入社

  • 仲村 希雄

    仲村 希雄

    ヒューマンリソシア株式会社
    東日本事業部 首都圏営業本部 東京営業部1課
    2019年入社

  • 三上 真喜

    三上 真喜

    ヒューマンライフケア株式会社
    管理本部 人事部
    2015年入社

入社時に思い描いていた、なりたい自分。

佐藤
佐藤

皆さんがヒューマングループに入社されたとき、「なりたい自分」の姿は思い描けていましたか?

エイドーアン
エイドーアン

私はトルコの大学で日本語を学び、日本の大学院に進学しました。ヒューマンアカデミーに入社したのは、私と同じような留学生たちの人生の役に立ちたいと考えたからです。人の人生に関わる仕事に就き、夢に向かって努力している人を支える、そんな自分の姿を思い描いていました。

仲村
仲村

私は大学まで地元の沖縄で過ごしました。卒業後は日本のビジネスの中心である東京へ出て、かっこいい人になりたいと思っていました。仕事においては、若いうちに裁量権のある役職に就きたいと考えていました。ヒューマンリソシアの面接を受けたとき、社員の皆さんの言葉遣いや振る舞いをとてもかっこよく感じ、自分も数年後にはこうなりたいと考えていました。

三上
三上

私は母が看護師だったこともあり、幼い頃から介護職は身近な存在でした。大学で福祉を学び、ヒューマンライフケアの「笑顔とこころ、いつでも人が真ん中」というキャッチフレーズに共感して入社に至りました。就活中に拠点を見学したとき、先輩職員さんたちが何でもこなしている姿を見て、私も早く知識やスキルを身につけて、利用者さまに頼られる存在になりたいと思っていました。

佐藤
佐藤

皆さんのお話を聞いて、私自身が若かった頃のことを思い出しますね。私は学生時代から、若いうちに職業人として自立したいと考えていました。そこで自分を鍛えるために、当時は厳しいノルマと激務とされていた証券会社の営業マンとして社会人のキャリアをスタートしました。売上目標達成をミッションとして、そのやり方は自分なりに仮説を立て、PDCAを回しながら実行する。上司の指示にも従わない生意気な新人でした。先輩たちに睨まれたりもしましたが、出来るだけ早く職業人として自立して独立したいという強い想いが明確にあったから、上司や先輩の目が気にならなかったんでしょうね。

SELFingシートは、埋まらなくたっていい。

佐藤
佐藤

当社を上場させるとき、どういう会社であるべきかを深く掘り下げて考えました。つまりブランディングです。会社のブランディングは当然対外的に必要ですが、社内に向けてどのようなメッセージを発するかが一番大事なことだと思っていました。そのとき、お客様だけでなく、社員一人ひとりのSELFingが一番優先すべき課題だと考えました。「なりたい自分」へ近づくためのツールとして開発したSELFingシートが、いま皆さんの役に立っているとうれしいのですが。

仲村
仲村

SELFingシートを使えば、人生設計がきちんと可視化されるのがとてもいいですね。私には「入社何年目にこの役職に就きたい」といった具体的な目標もあるのですが、真ん中には「かっこいい男になりたい」と記しています。SELFingシートを前にして初めて、自分の本当のなりたい姿に気がついたのです。そこから、かっこいいってどういうことだろうとあらためて考え、そうなるための手段を周囲に埋めていきました。

佐藤
佐藤

ラグビーの日本代表がチームの目標を設定するとき、最初は試合に勝つこととしていたものの、なにか違うと思ったそうです。試合に勝つことは手段であって、何のためにそれをするのかという目的こそが大事なんじゃないかと。そこで深く考えた結果、みんなに尊敬されるようなチームを目指そうとしたそうです。仲村さんのお話を聞いて、そんなエピソードを思い出しました。

エイドーアン
エイドーアン

私は入社するまでは就職することに必死で、自分がどうなりたいかまでは深く考えたことがありませんでした。SELFingシートを書くことによって、その機会を入社早々に得られたことはとても良かったです。入社時に書いた内容は少しずつ達成できているので、いまは目標を「管理職に就くこと」に更新しました。SELFingシートは一度書いたら終わりではなくて、自分の成長に合わせて変化していくものなんですね。

佐藤
佐藤

そうですね。私は真ん中は変わらないけれど、周囲のマスの内容はしょっちゅう変わるんですよ。書いたことをやってみて、失敗すると変わる。ああ、これじゃだめなんだと。でも、どんどん変わっていい。できてない部分や足りない部分は誰しもあって当たり前なので、自分自身の弱みに向き合いながら、克服する方法を探りつつ成長していって欲しいですね。

三上
三上

私は子どもが生まれたことをきっかけに、「仕事と家庭の両立」へと目標が変わっていきました。部署には仕事と家庭を両立して会社に貢献されている方がたくさんいらっしゃいます。私もそんなふうになりたくて、そのためにやるべきことを考えてはいるのですが、なかなかSELFingシートのマスが埋まらなくて…。

佐藤
佐藤

あの9マスってなかなか埋まらないですよね(笑)。でも、無理に全部埋めなくてもいい。そもそも「なりたい自分」を見つけることだって難しいし、それが見つかったとして目標設定するのも難しいものです。でも大丈夫。一生懸命考えているうちに、いろいろ書けるようになって来ると思います。
また、社員のSELFingについては、上長との1on1を設定していますので、色々なアドバイスを受けることも可能です。

失敗は、成長を加速させる。

エイドーアン
エイドーアン

仕事をする上でのアドバイスをいただきたいです。

佐藤
佐藤

素直であることです。何事においても、素直な人は伸びるもの。素直じゃないと、吸収できることも吸収できなくなるのでもったいないですよね。

三上
三上

私は、子どもがまだ幼いため時短勤務をしていますが、フルタイム勤務だったときのように貢献できているかどうか不安があります。

佐藤
佐藤

時短やテレワークなどを選択している人は、いま使える時間の中でどうキャリアを積んでいくのかを考えてほしい。いまの自分にできることを見極めて、その中でどうやって成長できるかを見定めればいい。人生のステージによって、働き方は変化していくものですから。

仲村
仲村

若手社員に期待されることを教えてください。

佐藤
佐藤

SELFingシートに記したことをとにかく徹底して実践してほしいですね。皆さんが「なりたい自分」に向かって成長することが、お客様やすべてのステークホルダーのためになります。

併せて、「なりたい自分」が明確になっていないと、その時点で結果を判断することになるので、失敗は大きなダメージになります。でも、中長期的に明確な目標があると、失敗も一つのノウハウとして蓄積出来ます。だから失敗しても落ち込む必要はありません。どんどんチャレンジしてください。失敗すればするほどそれだけノウハウをため込んでいるということですから。その失敗は、皆さんの成長を加速させるはず。3年後の自分のためだと思って、失敗を恐れることなく、これからも「なりたい自分」を目指してください。

※2024年3月に取材した内容に基づき、記事を作成しています。肩書き・部署名等は取材時のものとなります。

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