マネジメントメッセージ Management Message

株主の皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申しあげます。

当社グループの第19期(2020年4月1日〜2021年3月31日)の事業概況ならびに今後の取り組みについて、ご報告申しあげます。

第19期を振り返って

 当社グループは、新型コロナウイルス感染拡大防止に取り組み、顧客と従業員の安全確保に努めるとともに、経営理念である「為世為人」に基づき、社会と人々に貢献すべく「人を育てる」事業、「人を社会に送り出す」事業を中心としたビジネスモデルの強化・発展に取り組みました。

 人材関連事業は、派遣登録希望者及び求職者との面談や営業活動において、オンライン化を推進しました。

 教育事業は、社会人教育事業や全日制教育事業では期初に休講を実施しましたが、授業のオンライン化を推進することでサービス提供の継続に努めました。

 介護事業は、新型コロナウイルス感染拡大の防止策を徹底しながら、安心してご利用いただけるサービスの提供に努めました。

 以上の結果、当社グループの連結業績は、売上高は前期比0.2%減の85,811百万円、営業利益は人材関連事業の増益により、前期比35.0%増の2,702百万円、経常利益は前期比52.9%増の3,253百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比69.7%増の1,439百万円となりました。

今後の取り組みについて

 当社グループは、新型コロナウイルス感染症の影響などにより事業環境が変化する中において、バリュープロミス「SELFing」の担う役割は大きくなるものと認識しています。中長期的なビジネスモデルの再構築を通じた収益構造の変革に取り組むことで、社会課題の解決と新たなビジネスの創出を実現し、社会とともに持続的な成長を図ってまいります。

 人材関連事業においては、「育成型派遣」や「リモートワーク派遣」の確立、ローカルマーケットの開拓に取り組んでまいります。また、海外IT人材の獲得や、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を活用した業務自動化支援体制の構築に努めてまいります。

 教育事業においては、教育現場のICT(情報通信技術)化の推進が求められる中で、オンラインとリアルを融合させた学習サービスの提供や、教育コンテンツの拡充に取り組んでまいります。日本語教育においては、デジタル授業や学習コンテンツ開発などの取り組みを推進してまいります。また、保育事業では、引き続き認可保育所を中心に新規開設を図ってまいります。

 介護事業においては、施設の新規開設を進めるとともに、キャリアパス制度の拡充や海外人材の中期的な育成活用など、人材確保・育成・定着の取り組みを推進してまいります。

 スポーツ事業では、プロバスケットボールチーム「大阪エヴェッサ」において、配信の強化など、オンラインでのブースターとの接点を増加させる取り組みに注力いたします。ネイルサロン運営事業では、既存店舗の収益力強化を図るとともに、自社ブランド商品の拡販に努めてまいります。IT事業では、企業におけるDX 推進ニーズを捉え、受注拡大を図ってまいります。

 株主の皆様におかれましては、何卒格別のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。

2021年6月

代表取締役社長

佐藤 朋也