自分が興味のある分野に全力投球し、
デュアルライフ(多拠点生活)を実現する私の「自分らしい瞬間」

自分が興味のある分野に全力投球し、<br>デュアルライフ(多拠点生活)を実現する私の「自分らしい瞬間」

ヒューマンホールディングス株式会社
IT戦略室

金井大祐

大学では経済学を専攻すると共に、情報専門学校でインターネットビジネスを学び、在学中にホームページ制作会社を起業。卒業後は大手通信会社で法人営業を8年間経験。甥の誕生をきっかけに教育業界への関心が高まり、2011年ヒューマンアカデミー株式会社に転職。全日制専門校の総合学園ヒューマンアカデミー広島校で渉外営業を9年間担当。2020年、社内公募制度にてヒューマンホールディングス株式会社IT戦略室へ異動し、現在は全社基幹システム導入プロジェクトを担当している。

スイッチON/OFFを通して「自分らしい瞬間」とは

興味のあることに全力で取り組みながら、もっといいやり方を考えていくのが最高に楽しい

私の興味がある分野は、「IT」「ビジネス・経済」「歴史」「音楽」に集約されます。この4つはいくらやっても飽きることなく、生涯かけて追求したいテーマです。そしてその1つである「IT」に関わる仕事ができていることが幸せだと感じています。

ITは学生時代から興味があり、新しい情報をキャッチしてビジネスに活用していくことも好きでした。IT戦略室の社内公募に応募したきっかけは、募集要項にあった「求ム!引出が豊富なアイデアパーソン。IT戦略を具現化することで全社のビジネスの在り方に直接インパクトを与える、毎日ワクワクと期待と可能性を感じることができる」という言葉。「まさしく自分のことだ」と思って応募しましたが、その通りの日々を送っています。社外のさまざまな企業や、グループ内の事業会社、他部署の方々と話し合う中で課題を共有し、これまでの自分の経験や新しい考え方も取り入れながら解決策を考え役に立てたときは、大変やりがいを感じて楽しいです。

私は現在、週の半分を東京のオフィスに出社、半分を故郷の新潟県長岡市でテレワーク勤務、そして週末には地域創生にも興味があるため、地元の団体などから相談を受け、イベントを手伝ったり、全国のいろんな地域を訪れて歴史や経済を学んだりしています。仲間との交流から新しい気づきを得たり、新しい取り組みに関わったりすることで、非常にワクワク感を感じています。

自分の興味があることに夢中で取り組み、お互いに相乗効果が出るように、もっと効率的で効果的なやり方などを考えていくのが、私にとってとても楽しく「自分らしい瞬間」だと思います。

オブザーバーとして参加する長岡大花火大会。最初にオンライン中継のアイデア出しをした経験も。

スイッチONの自分

ユーカリのアロマの香りをかぐと「よし、やるぞ!」と仕事のスイッチがONになる

東京のオフィスに出社の日は、まずフロア全体を掃除して、加湿器にユーカリのアロマを入れるのが始業前のルーティン。自宅勤務の日も職場と同じように集中するため、同じユーカリのアロマを愛用してスイッチを入れています。

また仕事でも、プライベートでも地元のイベント運営の手伝いや、遠く離れて暮らす甥っ子との時間などやるべきことが多いので、スケジュール管理をしっかりやることも大事にしています。会社ではGoogleカレンダーでスケジュール管理をしていますが、スマホにタスク管理のアプリを複数入れてカテゴリーごとで使い分け、「本を●ページ読む」など、毎日の習慣にしたいことを全てタスク化し、やるべきことをやり逃さないよう、時間を決めて行動しています。

スイッチOFFの自分

何の成果も求めず好きなことに熱中する時間と、OFFタイムの自己メンテナンスが明日への活力に

何の成果も求めず、ただ自分の好きなことをやる時間が、私にとってスイッチOFFの時間。趣味はたくさんありますが、例えば音楽なら、好きなアーティストのライブの1曲目からアンコールまで1人ギターで弾き語りライブをやったりします。歴史探索で各地の郷土研究会の人たちと史跡を巡ったり、温泉や日本酒の蔵元を訪れたりするのも、休日の楽しみです。

自己メンテナンスも、OFFタイムに必ずやっていることです。20代半ば頃までは、やりたいことが多過ぎて年に1回は過労で倒れてしまうような生活を送っていました。しかし、年を重ねると無理は効きません。自分にとって本当に大切なことや、自分が本当に興味のあることに絞り込んでいきつつ、夜はゆっくり入浴し、寝具にもこだわって質のよい睡眠を取り、疲れを翌日に残さないように心がけています。

これからの「なりたい自分」

興味を持って学んだことを周囲に還元し、職場や地域社会に貢献できるような存在になりたい

「興味のあるものをやり続けることで結果が残る」と思い、私は自分が興味のあるテーマに継続的に取り組むことをやってきましたが、それを自分だけの楽しみや学びとするのではなく、共存共栄の精神で周りの人たちへ還元しながら、自身を含めた仲間たちの「人生の幸福度」を高めることにつなげていきたいです。幸い、現在の職場環境は多くの刺激を与えてくれる優秀な仲間に恵まれ、テレワーク勤務で故郷に根付きながら働けています。職場はもちろん、地域社会に対しても自分の能力や経験を活かし、社会貢献ができるような存在になりたいと思っています。

※2023年11月に取材した内容に基づき、記事を作成しています。肩書き・部署名等は取材時のものとなります。