ヒューマンビジネスイノベーション

その他 2019/03/07 【現場レポート】

会長と社員のランチ交流会が実現!!
――グループ報で「会長とのランチ券」をプレゼントしてみた話

ヒューマングループでは年に2回、「Humagazine」と題したグループ報を発行しています。記事コンテンツは企画から執筆まで、すべてが自前。ゆえに、各事業会社のPR担当者と力を合せながら制作しています。――2017年、9年ぶりにグループ報を復活させたきっかけは、年々広がっていく「経営層と社員との距離」でした。

きっかけは『経営層との距離を縮めたい』との思いで復活させたグループ報

会社の成長とともに拠点が全国に広がり、社員が増え、気付けば経営層は「遠い存在」になっていました。であれば、会社のビジョンや目指すべき方向を語ってもらったものを記事にし、全社員に読んでもらうことで、少しでも自分ゴトに感じてもらえるのではないか。

そんな思いもあって、グループ報をリスタート。おかげで、この2年間で社員にもずいぶん浸透してきました。
しかし、現状維持では物足りなくなってくるのが人間ってものです。「リアルな距離を縮めたい」――。

というわけで、企画したのがこちら。

当グループの佐藤耕一会長、佐藤朋也社長との「ランチ券プレゼント」です!!

当グループの佐藤耕一会長、佐藤朋也社長との「ランチ券プレゼント」です!!

しかし、そもそもお二方から了承を得られるのか・・・。ドキドキしながら趣旨を説明しにいくと「面白そうだね」と、拍子抜けするほどあっさり快諾をいただきました。
ただ、「応募ゼロでした」では笑えません。毎日、神様に祈りながら、勇気ある社員からの返答を待ちました。

そして、結果は・・・

集まりました!
厳正なる抽選で、3名を選出。教育事業を手掛けるヒューマンアカデミーから、横田晏奈さん(総合学園ヒューマンアカデミー大阪校)、片岡晶代さん(同神戸校)、八木桜子さん(ヒューマン国際大学機構)が、みごと当選となりました。

当選を伝えたところ、3名とも「私でいいのでしょうか!?」とびっくりした様子。
ですが、「またとない貴重な機会、ぜひ勉強させていただきたい!」と、時間が経つにつれ、大きな喜びとなったよう。
こうして、一人ひとり佐藤会長への質問を熟考し、当日を迎えました。

ランチ会場は世界遺産!驚きの場所とは?

佐藤会長を囲んで。左から、横田さん、片岡さん、八木さん

▲佐藤会長を囲んで。左から、横田さん、片岡さん、八木さん

2019年1月某日。
佐藤会長が選んだランチ会場は、繁華街のレストランでも、隠れ家的な割烹でもなく、世界遺産にも登録されている京都・天龍寺の宝厳院。
ここは佐藤会長が40代の頃、4年間足を運び、修行僧と並んで座禅を組んだゆかりの場所なのだそう。現在、当グループ各社の役員が参加する「座禅研修」も、ここで行なわれています。
この厳かな雰囲気の中、佐藤会長とこれから食事なのだと思うと、緊張も最大限に・・・。

3名は、初めて口にするという精進料理を前に、佐藤会長に果敢に質問

▲3名は、初めて口にするという精進料理を前に、佐藤会長に果敢に質問

いよいよランチがスタート。冒頭こそ皆さん緊張した面持ちでしたが、空気がほぐれてくると矢継ぎ早に質問が飛び、佐藤会長の若かりし頃の話から哲学、AI(人工知能)まで、会話は多岐に渡りました。

片岡「昔から座禅をされているとお聞きしました。始めるきっかけは何だったのですか?」
会長「ヒューマンを起業する前に働いていた会社の研修がきっかけ。月初から1週間、修行僧に混ざって生活するんだけど、これがなかなか辛かった。仕事が終わったあと、日没までに天龍寺に戻ってきて、3時間ほど座禅を組んで、終わるのが午後11時。早朝に掃除をしてから出社するというルーティンだった」

片岡「座禅中は何を考えるのですか?」
会長「まず、老師から問いが与えられる。例えば片手の音を聞いてこい、と。両手を合わせるとパン!と音がするけど、片手では音がしない。これをずっと考える。
座禅が終わると老師に答えを持っていく。ピントが合っていると次の禅問答が与えられるが、外れていれば鈴をチン、と鳴らされて帰らされる」

片岡「座禅は仕事に生きていますか?」
佐藤「最近読んだ哲学とAIに関する書籍の中に、『哲学がある限りAIは人間を超えられない』とあった。哲学とは簡単に言うと、問いがあってそれに対する答えを考え、アウトプットすること。考えてみると、座禅と一緒だな、と。
そして、これは日々出てくる正解のない課題に対して答えを出していく仕事も同じこと。
最近まで座禅の御利益は何もない、と思っていたが、答えのない問いの答えを出す、という点では仕事に通じるものがあったのかなと、最近思えるようになった」

「ただただ、ガムシャラ。若いときは、余計なことを考える暇がなかった」

様々な質問が飛び出し、終始和やかなランチ会に

▲様々な質問が飛び出し、終始和やかなランチ会に

佐藤会長が自ら「辛かった」と語った座禅について、3名は興味深く傾聴。そこから話題は、佐藤会長の若かりし頃、そして留学事業(ヒューマン国際大学機構)の立ち上げ当時に移りました。

横田「若い頃のお悩みは、どのようなものでしたか?」

会長「お金がなかったことかな」
横田「私もお金がありません!(一同、笑) ――これから社会人として、どんな大人になったらいいのかと、思い悩んでいます。いま社会人2年目なのですが、働くということが、よくわからなくなってきて。上司に叱られることもまだまだありますし・・・。
完璧な大人って、どんな大人なのでしょうか?」
会長「幸か不幸か、僕はあまりそういうことは悩まなかったな。目の前に山ほどある課題に対してガムシャラに取り組んでいたから、余計なことを考える暇がなかった。貧乏暇なしだね」

八木「私はいま留学事業に携わっているのですが、佐藤会長は留学のご経験はありますか?」
会長「留学は、したことがないな。ただ、ヒューマンアカデミーの留学事業を始める時には、北欧、ヨーロッパ、イギリス、アメリカの大学を片っ端から回っていった。何百校回ったかわからない。英語はまったくできなかったけど、こちらの熱意を伝えながら提携校を増やしていった。今考えたら、よくあんな無謀なことをやったな、と思う」

会長「八木さんは留学していたの?」
八木「学生の時、アメリカのニューヨーク州に3年間留学していました。ですが英語は、いまの学生さんの方が話せると感じます。そういえば、留学を希望する学生さんのカウンセリングの際に、起業したいと学生さんから相談されることがよくあります。佐藤会長は50歳までに起業する、と決めていたそうですが、私から学生さんにアドバイスできることって何かありますか?」

会長「まずは今やっている仕事で独立する、という気概を持って仕事に没頭し、同時に勉強もしないと。まずは社会人として一歩を踏み出し、目の前の仕事に全力で取り組むことかな」

貴重なランチ会、それぞれが得たものとは――。

ランチ終了後。素晴らしい日本庭園をバックに、ハートポーズで記念撮影!

▲ランチ終了後。素晴らしい日本庭園をバックに、ハートポーズで記念撮影!

――こうして、第1回佐藤会長とのランチ交流会は終始和やかなムードで進行し、無事終了! 緊張が解けた3名は、美しい日本庭園をバックに記念撮影し、それぞれ感想を寄せてくれました。

八木「とても勉強になり、そして楽しく過ごさせていただきました。とくに、ヒューマン国際大学機構設立の原点をうかがえたのは大きかったです。今後の学生さん、保護者の方への対応にも生かしていきたいと思います」

片岡「佐藤会長がヒューマンを立ち上げた際の行動力や、人とのつながりのお話は、もっともっとお聞きしたいと思いました。また座禅の『片手の音とは』のお話を聞き、禅にも大変興味がわきました。個人的に一度、座禅に行ってみようと思います」

横田「佐藤会長からは、非常に多くのお言葉をいただきました。中でも、『若いころはガムシャラに頑張ったので、悩みは無かった』という言葉に、私も一層仕事に励まなければならないと強く感じたことが、たいへん印象に残っています。ご縁があって入社したヒューマンアカデミーで、グループの経営理念『為世為人』の言葉のように、社会や世の中の方々に貢献できる人材になるよう努力していきます」

※2019年1月に取材した内容に基づき、記事を作成しています。肩書き・役職等は取材時のものとなります。

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