ヒューマンビジネスイノベーション

その他 2018/07/19 【人生波瀾万丈】

融資予定日は3.11。成長の裏にあった苦労。
アセンテック株式会社 佐藤直浩社長

ラジオNIKKEI
『企業トップが語る!人生波瀾万丈』

企業トップはどのような想いで会社を経営しているのか―。企業トップの生い立ちや人となり、人生哲学をインタビューで解き明かすラジオ番組『企業トップが語る!人生波瀾万丈』(ヒューマンホールディングス提供)がラジオNIKKEIで好評放送中です。

2018年7月12日(木)の放送では、仮想デスクトップに関連する製品開発、販売およびコンサルティングサービスを手掛けるアセンテック株式会社の佐藤直浩社長が登場。厳しいことで有名な巣鴨高校に進学した話から、半導体大手企業に入社した新人時代、転職、赤字だったアセンテックをMBO(経営陣が参加する買収)するまでの経緯や想いなどを伺いました。番組の一部をご紹介します!

アセンテック株式会社 佐藤直浩社長

ー 赤字だったアセンテックをMBOで取得されましたが...。

佐藤社長 波瀾万丈のスタートでしたね。当時から仮想化の技術はありましたし、いずれは企業のパソコンを置き換える技術だと確信していたので、事業への取り組みはワクワクするものがありました。スタート時は厳しく、資金繰りの苦労は半端なかったですね。やっとメガバンクから、数億円の融資を受けられることが決まりましたが、その融資実行日がちょうど2011年3月11日でした。"あの日"です。個人の実印を持って、債務保証をして、融資を実行する日にグラグラッときて、銀行にたどり着かなかったんです。1週間後にもう一回行って、融資を実行できましたが、本当にお金を借りていいのかと思いました。社会がおかしくなっているし、原発はとんでいるし、従業員は来ないし、このまま自己破産かという覚悟をした瞬間でした。

ー 東証マザーズに上場した理由は?

佐藤社長 数十名の小さな会社で、みんなの士気をあげたいというのがありました。ですから、その当時に全員にストックオプションを付与しているんですね。付与された側は、何の意味かさっぱりわからなかったかもしれません。上場して、そこそこ、士気は上がっていると思います。上場して鐘を突いたときは、非常に感無量でした。様々なことがありましたので、そういう想いが一瞬よぎって、ぐっと、うるっときた瞬間でもありました。

ー 御社にとって人とは?

佐藤社長 まず会社を作ったのは人。会社を作ったのは我々の人材です。道路にたとえると、私は道路の設計をした程度ですよね。その道を作って、周りにお店を開いて、実際に商売をして儲けて、というのはみんな社員がやったと思っていますので。会社を作ってきたのは社員です。だから「部下」という言葉を禁止しているんですね。部下とは「下」ですよね。ではなくてメンバーと呼んでいます。部の中心ですから。

アセンテック株式会社 佐藤直浩社長の放送回は こちらでお聞きいただけます。

ラジオNIKKEI「企業トップが語る!人生波瀾万丈」

人を育て社会に送り出すヒューマンホールディングスが提供する、企業トップのインタビュー番組。パーソナリティーに「相場の福の神」のニックネームで個人投資家に人気の高い藤本誠之氏を迎え、上場企業のトップの経営手法や人生哲学に迫ります。毎週木曜日の16時半~17時(※再放送は毎週土曜日9時〜9時30分)に好評オンエア中。ラジオNIKKEI第1(地上波ラジオ)のほか、ラジコ(radiko.jp)やポッドキャスト、インターネットオンデマンドでもお聞きいただけます。

ウェブサイト:http://www.radionikkei.jp/banjo/

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