大好きなバスケに関わる仕事を求め、
大阪エヴェッサの営業職に就いた私の「自分らしい瞬間」

大好きなバスケに関わる仕事を求め、<br>大阪エヴェッサの営業職に就いた私の「自分らしい瞬間」

ヒューマンプランニング株式会社
スポンサー営業部 新規営業1課

小林弦

高校卒業後、アメリカに留学。ハワイ州立大学観光経営学部を卒業後、2016年12月に帰国。大手家具メーカーに就職し、約4年半勤務。その後、小学生の頃からやってきたバスケットボールに関わる仕事をしたいと考え、転職を決意。2021年9月にヒューマンプランニングに入社。プロバスケットボールクラブ・大阪エヴェッサのスポンサー営業に携わる。

スイッチON/OFFを通して「自分らしい瞬間」とは

人生を楽しむために、自己実現のために仕事をする。やりたいことを大切に、自分の選択を貫く

私は末っ子の長男で、2人の姉や家族、周囲の大人たちに大切に育ててもらいました。小学校2年生からは、姉の影響で始めたバスケットボールに熱中し、また昔から英語の授業が好きだったこともあり、英語を学びながら本場アメリカでバスケがしてみたいと思い、アメリカ留学を志望。高校の先生には反対されましたが、家族の後押しもあり留学を決意しました。

アメリカでは最初の2年間はカンザス州の大学で準修士号を取得し、その後ハワイ州立大学に編入。ハワイでは姉が不動産関係の仕事をしていた影響で、現地のたくさんの人と親しくなりました。姉の家族、ハワイでできた友人達と共に過ごす日々の中で、私の人生観が大きく変わったと感じています。ハワイの人たちはプライベート(家庭や自分自身、家族や仲間と過ごす時間)をすごく大切にしていて、仕事ファーストではない生き方に感銘を受けました。だからと言って、決して仕事を疎かにしているというわけではなく、人生を楽しむため、自己実現のために全力で仕事をするというスタイルがすごく素敵で、私も彼らのような生き方をしたいと思いました。お世話になったある社長さんから「やりたいことがあるなら早い方がいい」と言われたことも、心に残っています。

帰国後、自分の興味のあった住環境関連の仕事に就きましたが、バスケに対して思い残しがありました。本場のバスケにふれた経験を活かしながら、日本でバスケに携わる仕事をしたい。20代のうちに自分のやりたいことに思い切りチャレンジしようと考え、転職を決意しました。そんな風に自分の選択を貫くことが、自分らしい生き方、自分らしい瞬間かなと思います。

本場アメリカで体感してきた大学バスケットボール

仕事の場面で「自分らしい瞬間」と感じるのは、顧客満足向上のため、お客様のためになにができるかを必死で考えている瞬間です。私は顧客満足にこだわりをもっていて、普段からお客様の立場に立って、もっと喜んでもらえることはないかと考えていることが多いです。例えば、ゲームパートナー(ホームゲームのスポンサー企業)を試合にお迎えするときは、お客様に楽しんでもらえるようなおもてなしを考え、実行します。結果、それがお客様の感動体験につながったり、「ありがとう」と言ってもらえたりすると、やってよかったと思います。自分のおもてなしを通じてお客様との関係性が深まったり、エヴェッサのファン・ブースターになってもらえたりすると、新規パートナーを獲得できたとき以上にやりがいを感じますね。

スイッチONの自分

出社前のカフェタイムは、自分の人生やワクワクと向き合う時間。
心に余裕ができ、前向きな気持ちで仕事を始められる

私にとってスイッチがONになる瞬間は、朝、出社前にカフェに入る瞬間。1日が始まる感じがします。毎日ではないですが、少し早起きをして出社前の時間にカフェに行き、本を読んで勉強をしたり、次に行きたい旅行先について調べたりと、何かしら自分にプラスになることや、ワクワクすることに時間を使っています。朝のフレッシュな時間に、仕事から少し離れて自分の人生に向き合う時間を持つことで、給料をもらうためだけの仕事ではなく、「なりたい自分」でいるための仕事だと、出社時間には前向きな気持ちで業務に取り組むことができます。

スイッチOFFの自分

トレーニングで思い切り体を動かし、リフレッシュ。
プライベートの時間を充実させることで仕事も頑張れる

仕事の後や休日は、リフレッシュをして心身ともに澄んだ状態に整えます。オフタイムの過ごし方で多いのは、友達や家族と過ごすほか、スポーツ観戦やお笑い、音楽鑑賞、トレーニング、銭湯など。

例えば、仕事で頭を使ったあとに筋トレやランニングをして体力を使い切り、1日を通して「やりきった」感覚を得る。そうすることで自己肯定感も高まりますし、疲れているので夜ぐっすりと熟睡でき、翌朝も気持ちよく1日をスタートすることができます。トレーニングに集中していると、その日の嫌だったことや余計なことを考える時間をなくすことができ、ストレス発散にもなります。トレーニング後にたまに行く銭湯は、心身ともにリフレッシュして気持ちもリセットできる、至福の時間です。

これからの「なりたい自分」

周囲から必要とされる存在になり、バスケの面白さを1人でも多くの人に伝えたい

バスケは世界で一番面白いスポーツだと思っています。展開が早くてたくさん点が入り、試合は臨場感と迫力があって盛り上がり、ルールを知らない人も楽しめる。いまの仕事を通して、バスケの面白さを1人でも多くの方に伝えていきたいです。仕事の上での目標は、自分の得意なことにさらに磨きをかけていき、周りから必要とされる存在になること。優勝までまだまだ道のりは長いですが、いつかみんなで優勝の喜びを分かち合える日が来ると信じて、日々頑張っていきたいですね。

※2024年2月に取材した内容に基づき、記事を作成しています。肩書き・部署名等は取材時のものとなります。