ヒューマンリソシア株式会社 東京メディカル営業部 正職員
総合病院勤務(受付・会計)
庄司あすか
「自分のやりたいことがわからない」と進路に迷っていた高校生のとき、医療事務の仕事をしていた叔母から話を聞いて興味を持ち、医療系の専門学校に進学。
就職活動の際に、専門学校の先生からヒューマンリソシアの正職員採用の話を聞き、雇用条件が希望にマッチしていたため応募しました。
当時、内定前に行われていた、同社が業務受託している総合病院での現場見学で、笑顔で患者さんに接して楽しそうに働いている受付スタッフの方たちを見て、
「私もこんなところで働きたいな」と決意を新たにし、2022年4月にヒューマンリソシア株式会社に入社。現在は、総合病院で受付・会計業務を担当しています。
「なりたい自分」をつくる5ルール
医療系専門学校の実習で、生き生きと楽しそうに働く病院受付スタッフの姿を見て、「私もこんな職場で働きたい」と思った庄司あすかさん。憧れていた総合病院の受付の仕事に就き、「患者さんに笑顔と安心を届けたい」という「なりたい自分」に向けて歩み始めました。社会人1年目の彼女には、元気で明るく働くために5つのルールがあります。
① 職場の方たちのいいところをたくさん見つける
いま働いている総合病院のスタッフは、みなさんいい人ばかり。患者さんへの対応が笑顔で気づかいにあふれているのはもちろん、親切で面倒見がよく、お母さんのような頼れる存在です。私も早く仕事に慣れて、先輩方のようになりたいと思っています。
そのために心がけているのが、職場の方たちのいいところをたくさん見つけること。先輩方の仕事ぶりを観察して、いいところ、お手本にしたいことを見つける。そして「いいな」と思ったことを真似したり、自分に取り入れたりして実践するのです。いいところをたくさん見つけて、それを上手に取り入れることができれば、私自身のいいところやできることも、どんどん増えていくと思います。
職場の方たちの「いいな」と思うところはたくさんありますが、特に自分の目標にしたいのが、落ち着きのある対応。私はまだ仕事に不慣れで、焦るとバタバタしてしまいますが、周囲の人たちはみんな、忙しいときも落ち着いていて余裕があります。患者さんたちに安心感を持っていただくためにも、余裕のある人になりたいです。そのためには、視野を広く持つことが必要なのかなと思っています。
② ささいなことでも家族に話し、ストレスを溜めない
わが家は、両親と私の3人家族。1人っ子で育ったせいか、外では人見知りですが、子どもの頃から家ではおしゃべりでした。社会人になってからも、家に帰るとその日の出来事や自分が感じたことを、ささいなことまで両親にすべて吐き出します。
あまりにおしゃべりなので、両親からは相槌が返ってくる程度。でも、それくらいが気楽で私にはちょうどいいんです。思ったことをあれこれしゃべっているとストレス解消になります。
両親は、私の話を聞き流しているように見えて、しっかり聞いています。
例えば、失敗したりお叱りを受けたことで落ち込んでいると、母から「それはあなたが悪いからでしょ」というひと言が返ってきたりします。変に慰められるのではなくそんな風に言われると、私も「たしかに」とすんなり納得できます。
1日の出来事を整理して、自分の気持ちをすっきりとリセットして明日に備えるという意味でも、帰宅後の家族とのおしゃべりは役に立っていると思います。
③ 休日は仕事のことを忘れて好きなことをたくさんする
自宅から職場まではバス1本、10~15分くらいで着くので、仕事のあとは寄り道をせず、まっすぐ帰宅することが多いです。平日は自宅と職場の往復だけになりがちなので、休日は仕事のことを忘れて好きなことをたくさんして、リフレッシュするように心がけています。
休日は、ドラマや映画を観たり、友達と外に出かけたりして過ごすことが多いです。K-POPが大好きで、お気に入りのアーティストのイベントに参加したり、ミュージックビデオや自作の推し写真ファイルを眺めたりして過ごすのが、私にとって最高の時間。イベントで憧れのアーティストと握手ができた時は、翌週までずっと、嫌なことがあってもウキウキ、ニコニコでご機嫌です。いつも笑顔で、元気でいるためにも、好きなことに思い切り没頭する時間は必要だと思います。
グッズのカスタイマイズをしたり、タブレットでミュージックビデオを楽しみます。
④ たくさん食べて元気をチャージ
私は食べることが大好きで、食べると嫌なことも忘れるタイプ。おいしいもの、好きなものをたくさん食べるとストレス解消になりますし、元気が出てきます。
社会人になってからは、頑張ったときのご褒美に自分のお金で好きなものを食べることもできるようになりました。「ご褒美のために頑張ろう」という気持ちにもなれるので、いいですね。
今の私は、まだ患者さんに元気や笑顔を与えられる存在にはなっておらず、反対に患者さんから元気をいただいているような状態です。ご案内した患者さんが帰り際に受付に寄って「朝はありがとうね」などと声をかけてくださると、嬉しくなり、やりがいを感じます。患者さんたちは体の痛みや不調、不安を抱えて病院にいらっしゃいます。不安を少しでも解消するには、受付に立つ私が笑顔と元気で患者さんに接することが大事。自分の元気をチャージする意味でも、おいしいものをたくさん食べて、自分の健康管理に気を配りたいと思っています。
⑤ しっかり睡眠をとる
学生時代は徹夜でドラマを観て登校することもありましたが、社会人になったら、そんなことはしていられません。毎晩しっかり睡眠をとり、朝はスッキリ、フルチャージの状態で仕事に行けるように気を付けています。毎朝、6時半頃に起床するので、夜は12時前には就寝し、どんなに少なくても6時間以上は睡眠時間を確保するようにしています。
今後の展望
今の目標は、早く独り立ちできるようになることです。いまはまだ1年目で、患者さんから難しいことを聞かれるとお答えできず、患者さんをお待たせして先輩に教えてもらうこともあります。自分の業務内容や病院全体のことをすみずみまで熟知して、患者さんからどんなことを聞かれても即答でき、スムーズにご案内できるようになりたいです。
ヒューマンリソシアは研修や面談、勤務先の病院への視察指導などのフォローがしっかりしているので、安心して働けていますが、将来的には受付や会計のみではなく、レセプトに携わる業務や医師事務作業補助者等の専門的知識を付けた電子カルテの代行入力など、診療のより深い部分に関わる仕事にも挑戦したいと思っています。
※2023年2 月に取材した内容に基づき、記事を作成しています。肩書き・役職等は取材時のものとなります。