まったくの未経験からWebデザイナーへ。
「好きなこと」を仕事にした私が取り組んだ5ルール

まったくの未経験からWebデザイナーへ。<br>「好きなこと」を仕事にした私が取り組んだ5ルール

ヒューマンアカデミー銀座校 在宅ワークWeb制作上級コース修了 
Webオペレーター

林 晴奈

旅行ビジネスを専攻した専門学校時代、課題で旅行用パンフレットを作成したことがきっかけで制作に興味を持ちました。卒業後はデザインと接点のない業種で働いていましたが、趣味として旅行をテーマにしたフリーペーパーなどを自作していました。次第に「これから先、Webデザインを通して情報を発信していきたい」と思うようになり、社会人6年目のとき、趣味ではなく仕事としてのスキルを習得するため、学校に通うことを決意。2021年10月から半年間、ヒューマンアカデミーの通信講座「たのまな」の在宅ワークWeb制作上級コースを受講。修了後はWeb制作会社に就職し、2022年6月からWebオペレーターとして勤務しています。

「なりたい自分」をつくる5ルール

いざ好きなことを仕事にするため学ぼうと思ってもすでに社会人として働く自分。学生の時のような時間も心の余裕もない中で、いかに「学びの時間作り、時間の活用」ができるかが大切だと思い、そのために日々意識したことがあります。

①前向きに取り組む

私が仕事としてやってきたことは、航空手配業務や一般事務の経験しかありません。デザイン制作も、IllustratorやPhotoshopなどのソフトを使って趣味として楽しんできましたが、専門的に学んだことはなく、Webデザインは未経験。「未経験で仕事ができるのだろうか」という不安な気持ちを抱えて勉強に取り組んでいましたが、苦手な部分は繰り返し映像授業を見たり、わからないことは講師の方に確認するなどして、一つずつ不安を解消していきました。

知識が増え、自分にできることが増えれば、自信がついてきます。そうして不安を解消し、自信をつけることで、前向きに取り組むことができるようになりました。

今の仕事を目指すきっかけとなった趣味で作っていた「旅のしおり」

②スキマ時間を有効に使う

Webデザイナーに必要なスキルは、デザイン関係の知識や技術に加え、Webリテラシーや、デザインをブラウザ上で見える形にするためのコーディングの知識など、覚えなければいけないことが山ほどあります。時間がたってしまうと、せっかく覚えたことを忘れてしまいます。そこで、休日にまとめて勉強するだけではなく、平日も毎日、10分だけでも教材やパソコンに触れることを心がけていました。ヒューマンアカデミーの映像授業も1コマ10分程度とコンパクトにまとめられているものが多かったので、スキマ時間を効率よく使って勉強を進めることができました。

Webオペレーターとして働き始めた今も、勉強中に身につけた「スキマ時間を有効に使う」習慣は、とても役に立っています。

③スケジュールを立てる

私が受講した在宅ワークWeb制作上級コースは、約130時間のカリキュラムが組まれています。授業を受けるだけでなく、予習・復習をする自己学習の時間も必要です。仕事をしながら勉強を行っていたので、各項目ごとにスケジュールを立てて取り組んでいました。月単位の長期的なスケジュールを細分化して、週単位で「やることリスト」を作成。リストアップしたことを1週間のうちに終わらせるように心がけました。きちんとスケジュールを立てることで、仕事やプライベートの予定とうまくバランスを取りながら勉強を行うことができ、半年間で無事にコースを修了しました。

もともと時間の使い方があまり上手なタイプではありませんでしたが、自分でスケジュールを立てて、スキマ時間を活用しながら計画的に取り組むことができるようになったのは、私にとって大きな収穫。今は、休日やプライベートの時間を活用して、スキルアップのためにポートフォリオ(作品集)の制作に力を入れています。

受講中に作ったポートフォリオやすき間時間を活用するための勉強ノートは努力の結晶

④わからないことはその日に解決する

カリキュラムを進めていく中で、わからないことやつまづく部分が出てきましたが、わからないことを自力で解決しようとしても、ああでもないこうでもないという永遠ループに陥り、「沼」にはまるばかり。時間がもったいないし、早く解決するのが一番です。そこで、わからないことはできるだけその日のうちに解決することを心がけました。

ヒューマンアカデミーの通信講座では、オンラインから何回でも質問することができます。勉強中に出てきた疑問や不明点をリストアップして、その日のうちに質問。わからないまま放置しないことを徹底しました。おかげで理解もれを残さず、時間を効率よく使って勉強することができました。働き始めた今も、仕事でわからないことはその日のうちに解決することをモットーにしています。

⑤諦めずに挑戦する

私は今までWebデザイン業界に関わったこともなく、完全な未経験だったので、仕事につなげるのは大変でした。でも、自分にできるスキルを一つでも多く増やし、ポートフォリオの作品数を増やすなど、最後まで諦めず常に挑戦心を持って取り組むことを心がけていました。勉強中も、就職活動を始めてからも、「やっぱり無理かもしれない……」と不安になることが何度もありました。しかしヒューマンアカデミーの就職相談の方にオンラインで相談に乗っていただきながら「ここで諦めたら意味がない。続ければ必ず結果は出る」と自分を奮い立たせ、Webデザイナーという夢に向かって挑戦し続けました。やはり、諦めずに挑戦することは大事だと思います。

今後の展望

まずは、クライアントに満足していただけるサイトを制作することを目標に、これからも日々勉強しながら仕事に励んでいきたいと思っています。Web業界の知識は覚えることが無限にあり、またトレンドもすぐに変わっていくので、取り残されないように、空いている時間を見つけて勉強することを常に心がけていきたいです。

私は26歳で、事務職からWebデザイナーへの転職を果たしました。ヒューマンアカデミーは実践で使えるカリキュラムが多く、通学や通信講座など自分の生活に合わせた勉強法が用意されており、就職まで相談できる点に魅力を感じ、ここで学ぼうと決心しました。その選択は正解だったな、と思っています。

※2022年7月に取材した内容に基づき、記事を作成しています。肩書き・役職等は取材時のものとなります。