ヒューマンスターチャイルド

ソフトバンク子会社のhugmoと連携し、保育園にIoT検温サービスを導入

~コロナ禍における検温・記録業務の効率化をめざす~

 神奈川県を中心に認可保育所を運営するヒューマンスターチャイルド株式会社(本社:横浜市、代表取締役:川下 裕左、以下「当社」)はこのほど、ソフトバンクの子会社で、子育て関連のクラウドサービスを手掛ける株式会社hugmo(本社:東京都港区、代表取締役社長:湯浅 重数)と連携し、当社の認可保育所24園にIoT機能を搭載した検温サービス「hugsafety(ハグセーフティ)スマート検温」を導入することを決定いたしました。
 2021年1月より順次トライアル導入を実施し、2021年4月より本格導入を進めます。
 コロナ禍における園児の健康管理の効率化とともに、保育現場における働き方改革の一環として、保育園におけるICT化の推進を図ります。

【本件のポイント】

●ヒューマンスターチャイルドは、IoT機能を搭載した体温計「hugsafety(ハグセーフティ)スマート検温」を導入
●認可保育所24園に全170台の体温計を実装し、2021年1月よりトライアル導入を開始、4月からの本格導入を目指す
●コロナ禍における健康管理の効率化とともに、保育現場のICT化を通じて保護者・保育士の負担軽減を図る

【実施の背景・概要】

 新型コロナウイルスの感染拡大により、検温をはじめとした日々の健康管理の重要性は高まっています。当社の保育園では、これまでも0歳~5歳児までを対象に、登園時の保護者による検温、在園中の健康状態チェックと保護者との共有を行ってまいりました。新型コロナの感染拡大に伴っては、すべての園児に対し検温回数を増やし、これまで以上に保護者との情報共有を密に行っています。
  このほか、感染予防対策として、消毒回数・場所の増加、全園児の健康記録の徹底、保護者の保育室への入室制限を行うなど、さまざまな対策を実施しています。

 こうしたなかで当社は、園児の健康管理と保護者との情報共有の効率化をめざし、株式会社hugmoが展開するIoT機能を搭載した検温サービス「hugsafety(ハグセーフティ)スマート検温」を導入します。本サービスの導入により、登園時の検温時間を短縮することで、朝の忙しい時間帯の保護者の負担を軽減します。また、保育士の業務負担の軽減を図り、より質の高い保育サービスの提供をめざします。
 本サービスは、2021年1月よりトライアル導入を開始し、2021年4月からの本格導入を目指します。

【「hugsafety スマート検温」について】

「hugsafety スマート検温」は、インターネットに接続された体温計と専用アプリを使い、わずか3秒で体温を測定し、クラウドに記録することができるサービスです。保護者が使用する連絡帳アプリと連携することで、ご家庭と共有することが可能になります。
 株式会社hugmoの調査によると、脇にはさむタイプの体温計での検温・連絡帳への記録業務で1人あたり約30秒かかっていた業務を、「hugsafetyスマート検温」では6秒で完結させることが可能で、80%の効率化を実現。保育士らの負担を軽減することができます。

hugsafety スマート検温の特徴

 1.検温・記録にかかる時間は1人あたり約6秒
 耳の後ろに体温計をかざすだけで検温ができます。検温データはアプリを通してクラウドへ登録されます。

 2.非接触型で衛生的
 直接身体に触れないので、ウィルス感染のリスクを低減。集団生活の保育施設に適しています。

 3.体温変化をグラフで表示
 日単位、週単位の平均体温をグラフで表示。体温の変化を一目で把握することができます。

 4.発熱時はアラートで通知
 閾値を超えたときにはアラートでお知らせ。
 熱性けいれん等のメモ登録もでき、職員間の共有が可能です。(※閾値は個人または月齢単位で設定可能)

 5.保育園と保護者をつなぐコミュニケーションアプリ「hugnote(ハグノート)」連絡帳と連携
 保育園と保護者がペーパーレスで連絡事項などを共有できるアプリ「hugnote(ハグノート)」と連携しているので、検温データを連絡帳に1タップで反映することができます。

▲耳の後ろにかざすだけで約3秒で検温が可能

▲検温データは自動でアプリに反映され記録時間を短縮

【当社のICT化への取り組みと今後について】

 当社では、2017年より保育士の働きやすい環境作りを目的に、登降園管理や保護者との連絡手段のICT化に取り組んできました。今年度は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、人材採用から社員研修までを全面オンライン化するなど、感染予防と働き方改革を目的に、保育現場のさらなるICT化にスピーディーに取り組んでいます。
 今後も子どもたち、保護者、保育士らが安心かつ快適に過ごせる保育環境の構築に取り組み、ICTやオンラインを活用した効率的なサービスを導入し、質の高い保育サービスの提供をめざします。

 

■「ヒューマンスターチャイルド」とは

 2004年に横浜市青葉区で認可保育所「スターチャイルド 江田ナーサリー」を開園したのを皮切りに、「スターチャイルド」のブランドで、保育所の需要が大きい横浜市、川崎市、さいたま市の3市で認可保育所24園を運営するほか、首都圏エリアで事業所内保育所5園を受託運営しています(2020年4月1日現在)。「すべては、子どもたちの輝く未来のために・・・」を企業理念に掲げ、保育内容や保育環境の構築・展開に工夫を凝らし、子どもたちや子どもたちを取り巻く環境と向き合っています。また、グループ会社「ヒューマンアカデミー」の教育ノウハウを結集した独自研修プログラムの開発など、保育士の研修や保育研究にも力を入れ、品質の高い保育サービスを目指しています。
 ●ヒューマンスターチャイルドWEBサイト:https://www.starchild.jp/

■株式会社hugmoについて

 株式会社hugmoは、ソフトバンクグループが従業員のアイデアを広く募集して事業化を行う新規事業提案制度「ソフトバンクイノベンチャー」から設立された会社で、保育者および保護者向けにスマートフォンやパソコンで利用できる保育クラウドサービス「hugmo」を提供しています。「未来を創る大切な子どもたちのために、子育てを最高にワクワクする、楽しいものにしたい」をコンセプトに、保育業界へのICT導入を通して、保育者の業務負担軽減と未来を担う子どもたちの豊かな保育を目指しています。
 ●株式会社hugmo WEBサイト:https://www.hugmo.net/

■ヒューマングループについて

 ヒューマングループは、教育事業を中核に、人材、介護、保育、美容、スポーツ、ITと多岐にわたる事業を展開しています。1985年の創業以来「為世為人(いせいいじん)」を経営理念に掲げ、各事業の強みを生かし、連携しながらシナジーを最大限に発揮する独自のビジネスモデルにより、国内300拠点以上、海外8カ国14法人のネットワークでお客様に質の高いサービスを提供しています。
 ●ヒューマンホールディングスWEBサイト:https://www.athuman.com/

 

ヒューマンスターチャイルド株式会社 会社概要

●代表者:代表取締役 川下 裕左
●所在地:神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町3-29-1 第6安田ビル 5階
●資本金:9,000万円
●URL :https://www.starchild.jp/

■本件および事業に関するお問い合わせ■
ヒューマンスターチャイルド株式会社:西宮、髙倉
TEL:045-276-3244 FAX:045-276-3253

■ヒューマングループに関するお問い合わせ■
ヒューマングループ 広報担当:安永
E-mail:kouhou@athuman.com