~MVPとテーマパフォーマンス部門最優秀賞を岐阜県西可児教室 熊谷 拓海さん(中1)が2年連続でダブル受賞~
ヒューマンホールディングス株式会社の事業子会社で、教育事業を運営するヒューマンアカデミー株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:川上 輝之、以下「当社」)は、2019年11月2日(土) に日本科学未来館(東京都江東区)の未来館ホールにて、ヒューマンアカデミーロボット教室 ロボティクスプロフェッサーコースの全国大会「第3回ロボプロ全国大会」を開催しました。厳しい審査を通過した15名の11歳~17歳の生徒たちが集結し、各部門でアイデアと技術を競い合い、非常にレベルの高い大会となりました。会場には延べ500名を超える方々が来場しました。
【本件のポイント】
●岐阜県西可児教室の熊谷 拓海さんが、2年連続でMVPとテーマパフォーマンス部門最優秀賞をダブル受賞 ●ライントレース部門では愛知県国府教室の戸田 有哉さんと東京都東陽町教室の中島 智畝さんの2名が、同着1位で優勝 ●Arduino創作部門は、愛知県国府教室の伊藤 空さんが最優秀賞を受賞 |
◇第3回ロボプロ全国大会詳細レポート: https://kids.athuman.com/robopro/event/convention/2019/report/
【本件の概要】
第3回ロボプロ全国大会は、①複数のカラーラインがひかれたコース上を、センサーを活用したロボットで走行してゴールまでのスピードを競う「ライントレース部門」、②ロボプロ専用キットを使用して製作したロボットをプログラムにより自律制御された状態にして動作させ、テーマ(今回のテーマは「スポーツ」)に即した内容を表現する「テーマパフォーマンス部門」、③マイコンボードを使用してオリジナルのロボットや装置を製作し、そのつくりやパフォーマンスを審査する「Arduino(アルディーノ)創作部門」の3部門で競われました。
MVP賞は、テーマパフォーマンス部門で「アーチェリーロボ」を製作した岐阜県西可児教室の熊谷 拓海さん(中1)が、同部門の最優秀賞と併せてダブル受賞しました。昨年の大会に続き、2年連続のダブル受賞です。
「アーチェリーロボ」は、弓をひいて的に当てるロボットです。腕の関節を曲げる動作や、距離を測定して的を狙う機構、3Dプリンタで弓を自作し、最適な形状を追求した本格さなど、高度で複雑なプログラミングと企画力などが高く評価されました。
熊谷さんには、MVPの副賞としてクリスタルトロフィーとAmazonギフト券10万円分、テーマパフォーマンス部門最優秀賞の副賞としてGARMIN(ガーミン)ランニングウォッチGPSライフログForeAthlete(フォアアスリート) 230Jが贈呈されました。
ライントレース部門では、愛知県国府教室の戸田 有哉さん(中3)と、東京都東陽町教室の中島 智畝さん(中3)の2人が決勝に出場、動画判定までもつれ込んだ結果、同着1位で優勝しました。3位は愛知県国府教室の白川 真大さん(中2)でした。
Arduino(アルディーノ)創作部門では、「おみやげ爆弾」を製作した愛知県国府教室の伊藤 空さん(高2)が最優秀賞を受賞しました。また、ヒューマン特別賞には、同部門に参加し、「コミュニケーションロボ」を製作した大阪府狭山池前教室の大本 航太郎さん(高2)と、「近未来水陸両用カー」を製作した同教室の中村 倫晟さん(中1)がそれぞれ選ばれました。
【ヒューマンアカデミーロボット教室 ロボティクスプロフェッサーコースとは】
教材の企画・開発から授業内容立案に至るまで、千葉工業大学未来ロボット技術研究センター(fuRo)とその所長である古田貴之先生が監修のコースで、2014年から開講しています。ロボット製作に熱中しながら数学や物理の概念を自然と学び、ロボット工学の基礎を習得できます。本コースを通じて、日本の基幹産業であるロボット産業の活性化に貢献できる人材の育成を目指します。
https://kids.athuman.com/robopro/
▼MVP賞・テーマパフォーマンス部門最優秀賞 熊谷 拓海さん(左写真中央)
▼ライントレース部門優勝
戸田 有哉さん(左)、中島 智畝さん(右)
▼ライントレース部門 3 位 白川 真大さん
▼Arduino創作部門最優秀賞 伊藤 空さん
▼ヒューマン特別賞 大本 航太郎さん(左)、中村 倫晟さん(右)
■第3回ロボプロ全国大会 開催概要
日 時 : 2019年11月2日(土) 11:00~16:30
会 場 :日本科学未来館 未来館ホール
部門・出場者数 :ライントレース部門/8名、テーマパフォーマンス部門/2名、Arduino(アルディーノ)創作部門/5名
出場資格 :ロボティクスプロフェッサーコース受講生または修了後1年以内の修了生
(ライントレース部門、テーマパフォーマンス部門、Arduino創作部門 共通)
審査委員長 : 古田 貴之先生
工学博士、千葉工業大学未来ロボット技術研究センター(fuRo)所長、
ヒューマンアカデミーロボット教室ロボティクスプロフェッサーコース監修・アドバイザー
審査員 : 奥村 悠先生 千葉工業大学未来ロボット技術研究センター(fuRo)上席研究員、
神野 佳彦 ヒューマンアカデミーロボット教室 教室運営責任者
主 催 : ヒューマンアカデミー株式会社
協 賛 :サレジオ工業高等専門学校/株式会社ジェネシスホールディングス/株式会社土佐電子/株式会社マイナビ(50音順)
協 力 : 学校法人千葉工業大学
■出場者及び結果(氏名は敬称略・入賞者以外五十音順)
<ライントレース部門>
都道府県 | 教室名 | 氏名 | 学年 | 作品名 | 結果 |
愛知県 | 国府教室 | 戸田 有哉 | 中3 | もみじ | 1位 |
東京都 | 東陽町教室 | 中島 智畝 | 中3 | 小回りの利く賢いロボット | 1位 |
愛知県 | 国府教室 | 白川 真大 | 中2 | スピーダー(SPEEDER) | 3位 |
東京都 | 江戸川大杉教室 | 内田 悠翔 | 小6 | くるくるまわるくん | |
大阪府 | 狭山池前教室 | 宇津 凌 | 中2 | ライントレース レースカー | |
茨城県 | 守谷テラス教室 | 坂本 明香音 | 中1 | ライントレーサー | |
東京都 | 東陽町教室 | 中 良介 | 中3 | ||
愛知県 | 東山公園教室 | 増田 湊斗 | 中2 |
<テーマパフォーマンス部門>
都道府県 | 教室名 | 氏名 | 学年 | 作品名 | 結果 |
岐阜県 | 西可児教室 | 熊谷 拓海 | 中1 | アーチェリーロボ | MVP/最優秀賞 |
愛知県 | 国府教室 | 藤原 光琉 | 中1 | 玉入れのたまくん |
<Arduino創作部門>
都道府県 | 教室名 | 氏名 | 学年 | 作品名 | 結果 |
愛知県 | 国府教室 | 伊藤 空 | 高2 | おみやげ爆弾 | 最優秀賞 |
大阪府 | 狭山池前教室 | 大本 航太郎 | 高2 | コミュニケーションロボ | ヒューマン特別賞 |
大阪府 | 狭山池前教室 | 中村 倫晟 | 中1 | 近未来水陸両用カー | ヒューマン特別賞 |
愛知県 | 植田教室 | 磯部 洋 | 中3 | SB-R | |
兵庫県 | 川西鶯の森教室 | 岡本 経志 | 中2 |
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■大会の模様
■審査委員長 古田 貴之先生の総評より(抜粋)
すばらしいロボットを見せていただきました。技術力、企画力、プレゼンテーション能力も年々レベルが上がっています。みんなの姿を見ていたら、自分も頑張ろうという気持ちになりました。私は、ロボット製作を通じて未来を創っています。この大会の出場者の中からも一緒に未来を創ってくれる方が出ることを楽しみにしています。
<古田 貴之先生 プロフィール> 工学博士。2000年、独立行政法人科学技術振興機構のロボット開発グループリーダーとしてヒューマノイド
ロボットの開発に従事。2003年6月より日本で初めての法人直轄の研究所として誕生した千葉工業大学の
ロボット研究拠点、未来ロボット技術研究センター(fuRo)で所長を務める。また、福島第一原発に投入された
国産ロボットの開発など多くの国家プロジェクトを手がけている。
2014年2月より学校法人千葉工業大学常任理事。
■「ヒューマンアカデミー ロボット教室」とは https://kids.athuman.com/robo/CI/
「ヒューマンアカデミー ロボット教室」は、ロボットクリエイターの高橋智隆氏をアドバイザーに迎え、2009年6月にスタート。未就学児(5~6歳)から中学生を対象に全国で展開し、教室数は約1,400教室、在籍生徒数は24,000名を超える日本最大規模のロボット教室です(※2019年10月時点) 。ヒューマンアカデミーのロボット教室には、お子さまの学年に合わせた様々なコースがあります。「プライマリーコース」「ベーシックコース」では、ブロックやセンサーを使用してオリジナルロボットを組み立てて動かすことを学びます。「ミドルコース」「アドバンスコース」では、専用タブレットを用いてビジュアルプログラミングを行い、より自律的で賢いロボットを製作します。さらに、2014年4月からは「アドバンスプログラミングコース」修了者または小学校高学年から高校生を対象とした、千葉工業大学未来ロボット技術研究センター(fuRo)所長の古田貴之先生監修によるC言語をベースにしたプログラミング言語を使い、より高度なロボット製作を行うロボット博士養成講座「ロボティクスプロフェッサーコース」を開講しています。
「ヒューマンアカデミー ロボット教室」は、ロボットが科学への興味の入り口となり、子どもたちが楽しみながらロボット製作に取り組んでいたら、いつの間にか理系好きになっているというプログラムです。
ヒューマンアカデミー株式会社