建設業界の転職支援と人材育成のヒューマンタッチ 3月まとめ
ヒューマンホールディングス株式会社の事業子会社で、人材紹介事業を行うヒューマンタッチ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:髙本和幸、以下「ヒューマンタッチ」)が運営するヒューマンタッチ総研は、最新の人材市場に関する公的データをまとめた 『ヒューマンタッチ総研~Monthly Report 2019年3月』 を発表しました。建設業に特化した人材関連の様々な情報、最新の雇用関連データもまとめています。
今月のトピックス
■2018年、就業者数は増加傾向が続き、就業率は60.0%に
総務省統計局の「労働力調査」から、全産業における就業者数と就業率の推移を見ると、就業者数は13年(6,326万人)以降増加傾向が続き、18年には6,664万人となりました(=図表①)。特に18年は前年比で110万人以上の増加となりました。また、就業率は13年(57.0%)以降上昇傾向が続き、18年には60.0%に達しました。労働参加する人の割合が上昇することが、人口が増えない中での就業者数増加を支えていると言えます。
【図表① 就業者数と就業率の推移】
出典:総務省統計局「労働力調査」より作成
出典:総務省統計局「労働力調査」より作成
■建設技術者は30万人から33万人に増加
次に、建設業の職種別就業者数の推移を見ると、建設業の就業者数は16年以降2年連続で増加し、18年には503万人となりました(=図表②)。職種別では、建設技能工が3万人減少しましたが、事務職は5万人増加し84万人に、建設技術者も3万人増加して33万人となりました。
本レポート2月号で紹介したように、18年の建設技術者の平均有効求人倍率は、現在の職業分類で統計の集計を開始した01年以降における最高値の6.18倍に達していますが、そういった厳しい人材不足の環境においても、建設業各社は採用活動に様々な工夫をこらして建設技術者を確保していると考えられます。
(1)建設業の就業者数・雇用者数・新規求人数
◆就業者数は473万人(前年同月比93.1%)となり、前月に続いて減少した
◆ハローワークにおける新規求人数は73,920人(前年同月比107.2%)となり、4カ月連続で前年同月を上回った。
<建設・採掘の職業の雇用関連指標の前年同月比(常用・除くパート)>出典:厚生労働省「一般職業紹介状況」より作成
【本レポートの全文はこちらから】
ヒューマンタッチ総研 Monthly Report (2019年3月)
ヒューマンタッチ株式会社は、クライアントをはじめとした各種企業のよりよい人材獲得につながる資料提供を目的に、公的なデータを集計してまとめた当レポートを、毎月発表しています。
ヒューマンタッチ株式会社 会社概要 ——————————
●代表者:代表取締役 髙本 和幸
●所在地:東京都新宿区西新宿7-5-25 西新宿プライムスクエア1F
●資本金:1億円
●コーポレートサイトURL:https://human-touch.jp/
●ヒューマンタッチ総研サイトURL:https://kensetsutenshokunavi.jp/souken/
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