日本の経済成長を支えた<おもてなしスキル>を理論的に解明しカリキュラム化
外国人を育成する「おもてなし研修」開始
28日~31日に韓国の財閥企業を対象に実施
ヒューマンホールディングス株式会社の事業子会社で、総合人材サービス事業を運営するヒューマンリソシア株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:御旅屋 貢)はこのたび、外国人ビジネスパーソン向けにオリジナル研修プログラム「おもてなし研修」の販売を開始しました。
2020年の国際スポーツイベントの誘致で一躍注目を浴びた言葉<おもてなし>ですが、日本人はその精神が反映されたサービスを、老舗デパートやレストラン、公共交通機関などで当たり前のように享受しています。<おもてなし>は、日本独自の文化であるだけにとどまらず、高利益・高付加価値を生み日本の高度成長を支える基盤となった日本の“ビジネススキル”でもあります。一方、海外の企業からグローバル人材育成のために日本の<おもてなし>を身につけさせたいという声をきくようになりました。
こうした中、外国人にこの「おもてなしスキル」を身に着けてもらい、高付加価値を生み出せるビジネスパーソンへと育成させるプログラムが、今回の「おもてなし研修」です。
ヒューマンリソシア㈱はすでに、韓国の財閥でアパレル大手のコーロンインダストリー社様から韓国人の社員約60人を対象とした研修を受託。2チームに分けて研修をすでに実施し、3チーム目の研修を来週行います。
❏背景
同研修を販売するヒューマンリソシア㈱は昨今、需要が急増するグローバル人材の採用・紹介事業を強化しています。しかし、クライアント企業と接する中で、グローバル人材の定着率を高めて企業のグローバル化を促進するためには、採用だけでなく教育でも支援する必要があると感じてきました。教育面での課題の一つが「日本のビジネスパーソンが当たり前に持つ意識=おもてなしの欠如」です。前述のとおり、<おもてなし>は高利益・高付加価値を生み日本の高度成長を支える基盤となった日本のビジネスマインドでもあり、非常に重要なビジネススキルなのです。
そこで、グローバル人材の育成を通して企業の円滑なグローバル化と成長を支援するため、<おもてなし>を組み込んだ研修プログラムを開発することとなりました。
また、<おもてなし>の精神やその裏の努力を外国人に学んでもらうことで、外国人の日本への期待や好意をさらに高め、親日および日本のファンを増やしていくこともねらいです。
❏おもてなし研修の特長
特長1 外国人でも体系的に論理的に理解できる
「マインド」「ホスピタリティ」で語られることが多い<おもてなし>は、日本固有のもので外国人には理解しづらいものでした。本研修では、外国人でも体系的に理解できるよう、<おもてなし>を日本の歴史・文化・教育・経済の4つの視点から捉えることから始めます。また、ディスカッションや企業事例を盛り込むことで、外国人でもわかりやすいカリキュラムにしています。
特長2 理論+実践
理論と実践を組み合わせた研修です。理論を学んだ後は現場で実際の<おもてなし>を体感したり見学したりしていただきます。理論だけでは伝わらない「おもてなしされる感動」を体感することで、<おもてなし>が顧客に与える影響や売上に及ぼす効果への期待値を実感できます。
特長3 カスタマイズ型
クライアントの現状課題はもちろん、文化や企業風土を理解したうえで、クライアントごとに異なる研修プログラムを開発しています。何度も打合せを重ねたうえで実施される「おもてなし研修」は、完全カスタマイズ型です。韓国のコーロンインダストリー社様を対象にすでに実施した1回目、2回目の研修後に行ったアンケートで研修の内容が自分の仕事に役立つと思うか尋ねた質問では、「そう思う」と回答した受講者が75%で、「ややそう思う」と合わせると100%と評価が高かったことも、カスタマイズ型によるものが大きいとみられます。
●所在地 : 東京都新宿区西新宿 7-5-25 西新宿木村屋ビル1F
●URL : http://resocia.jp
お問い合わせ
ヒューマンホールディングス 広報担当 原
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