茨城ゴールデンゴールズでの全国優勝と仕事でのステップアップを<br>めざすのはチャレンジ精神で日々成長したいから
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茨城ゴールデンゴールズでの全国優勝と仕事でのステップアップを
めざすのはチャレンジ精神で日々成長したいから

ヒューマンリソシア株式会社
さいたま支社 営業

田中 裕也

2000年生まれ。東京都出身。大学卒業後、ヒューマンリソシア株式会社に入社し今年で3年目。プライベートでは社会人硬式野球クラブチーム「茨城ゴールデンゴールズ」に所属。クラブ選手権の決勝で先発ピッチャーを務めるなどチームの戦力として活躍している。野球を始めたのは中学1年生のときで、「投げることが好きだったから」とピッチャーに。高校時代は身長164㎝と小柄ながらエースとしてチームを勝利に導いたことから「最小兵エース仁王立ち」というタイトルで新聞に取り上げられたこともある。得意な球種はストレートとスライダー。大学時代も野球部で4年間活動。野球に携わり続ける選択肢の一つとして中学と高校の教員免許を取得している。

SELFingシート

「なりたい自分」を明確にし、実現するために必要な事項を可視化するSELFingのサポートツール。中心に人生目標や「なりたい自分」の姿を書き、実現するために必要な要素を周囲の8マスに、人生を構成する8大分野「健康」「仕事」「経済」「家庭」「社会」「人格」「学習」「遊び」に分けて書きこむフレームワーク。自らデザインする人生の“設計図”としてヒューマングループ各社で導入されている。

なりたい自分像

野球で培った「常にチャレンジをする精神」
限られた時間でいかにベストパフォーマンスを出すか

大学卒業後も、週末はある社会人野球チームで野球を続けていましたが、大学4年生のときに痛めた肩が治らず、ほとんど投げることができない日々が続きました。痛みが癒えたタイミングで大学時代のチームメイトから誘いがあり、社会人硬式野球クラブチーム「茨城ゴールデンゴールズ」のトライアウトに挑戦。合格し、2025年から所属しています。現在は、月曜から金曜までは仕事、土日は東京から茨城県まで通い、野球という生活を送っています。早いときは朝5時に出発して、帰ってくるのが夜11時なることもありますが、高いレベルで野球ができ充実しています。

野球に対しても仕事に対しても、意識しているのは、『常にチャレンジをする精神』です。日々成長するにはいろいろなことに取り組まなければならないと思っていて、例えば野球でスライダーを投げるにしても、人差し指の使い方を変えてみたり、深く握ってみたりと試行錯誤するのが好きです。仕事に関しても、アドバイスされたことをまずは受け止めてやってみて、それから自分ならではの工夫をしたり応用したりすることを大事にしています。

また、野球は土日、仕事は1日8時間、体づくりのためのトレーニングは週4日以上。限られた時間の中で、いかに自分のベストパフォーマンスを出せるか、ということはかなり考えています。

なりたい自分になる「仕事」の位置付け

「健康で余裕のある生活を送る」
そのために仕事を頑張りたい

大学生時代、就職活動をする際に重要視したのが、「人の役に立つ職種に就きたい」ということです。それまでの自分の人生の中で、学校生活や野球での活動を通して人との関わりは本当に大事だと思っていたので、人材を探している企業と職を求めている人をつなぐ人材派遣に魅力を感じました。
現在は人材派遣部門で営業をしています。企業に赴く商談では、企業がどのような人材を求めているのかをヒアリングしますが、同時に、その企業の雰囲気を見ることができる大切な機会でもあります。リアルな情報を求職者に伝えることができれば安心してもらえますし、安定した就業につながると思っています。また企業側のご要望も細かく把握することが良いマッチングにつながり、採用担当者から「いい人材を紹介してもらえてよかった」と喜ばれることが多くなります。
現在、1日に顧客への電話接触を何件するという目標を設定しているのですが、1時間の商談が5件入っていると、移動時間などもあるため、定時内に終えるには、電話をかける時間が1時間30分しかないということもあります。そんな時ほど「絶対にクリアするぞ!」と燃えるタイプで、そうした集中力や諦めない気持ちは野球で培われたと思っています。

SELFingシートの「人生目標」に『健康で余裕のある生活を送る』と書きましたが、これは贅沢をしたいということではなく、衣食住が安定し、結婚して家庭を築き、自分を育ててくれた恩返しとして親孝行ができるくらいの収入を得るということです。子どもができたら好きなことをさせてあげたいですし、そのためにも仕事を頑張りたいと思っています。

これからの「なりたい自分」

野球で全国優勝!
会社を背負って立つような存在になりたい

社会人野球はほとんどの大会がトーナメント戦のため1発勝負で負けたら終わり。その中で結果を出さないといけないという緊張感に面白さがあり、自分が投げるときは気持ちを前面に出すことを意識しています。これまでの野球人生で優勝に縁がなかったので、全国大会で優勝したいです。茨城ゴールデンゴールズは、全日本クラブ野球選手権大会で過去に三度優勝していますが、今年は設立20周年を迎える記念イヤーということもあり、四度目の優勝をめざしています。

仕事では、まだ3年目ということで、企業の方も求職者の方も自分よりも社会人経験が長い方ばかりです。そのため、信頼してもらうためには、相談されたことに対してしっかり応えることが大切です。しっかりコミュニケーションをとり、「まず、聞くこと」を心がけています。自分から話をするコミュニケーションもあると思いますが、まずは相手の要望を理解した上で、こちらからアクションするようにしています。

最近、世間では「若者社員は管理職になりたくない」などと耳にしますが、私は『日々ステップアップする働き方をしたい』と考えています。具体的には、2年後には課長に、40歳になる頃には、一つの事業を担うなど会社を背負って立つような、組織を動かせるような存在になりたいです。これからも『常に成長していきたい』という想いで、仕事も野球も全力で取り組みます。

※2025年7月に取材した内容に基づき、記事を作成しています。肩書き・部署名等は取材時のものとなります。