ヒューマングローバルタレント

日本で働く”本音”を徹底解剖。インドネシア「特定技能」「技能実習」 候補者470名の大規模意識調査レポートを公開 ~採用と定着を成功に導くためのインサイト・レポート~

 ビジネス・プロフェッショナル×バイリンガルのための転職・求人情報サイト「Daijob.com」を運営するヒューマングローバルタレント株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:横川 友樹、以下「当社」)は、特定技能外国人の登録支援機関として、ヒューマンホールディングス株式会社とインドネシアの上場企業グループの合弁会社で、日本語教育機関、ならびに送り出し機関を運営するPT. HUMAN MANDIRI INDONESIAの協力のもと、「特定技能」および「技能実習」クラスで日本語学習中の学生470名を対象とし、日本での就労に関する意識調査を実施しました。

【本件のポイント】

■驚くほど高い長期就労意欲: 在留資格に関わらず、半数以上が「5年以上の長期就労」を希望。日本企業への高い定着意欲が明らかに
■働き方の価値観に明確な差: 「特定技能」は残業10~30時間を望むワークライフバランス重視型、「技能実習」は40時間以上の残業も受け入れる、収入最大化志向型の傾向が強く、企業の就労環境に合わせた人材マッチングの必要性が浮き彫りに
■最大の不安は「差別・偏見」: 両クラス共通で、就職活動における最大の懸念は「差別や偏見がないか」。受け入れ体制の整備が採用成功の鍵か
■「特定技能」の3人に1人が「永住も検討」: 「特定技能」クラスの学生は、より日本への定住を視野に入れている傾向があり、企業の将来を担う中核人材となる可能性を示唆

《本調査結果のレポートにつきまして》

本調査結果の全編は、以下にて提供しています。「自社に最適な人材を見極めるための最終チェックリスト」付き。
資料ダウンロードページ URL: https://biz.daijob.com/download/survey-ssw02

【はじめに】

 日本の生産年齢人口が減少する中、外国人材の活躍は多くの産業、特に人手不足が深刻な食品製造加工業において不可欠な状況にあります。一方で、採用現場では「長く働いてくれるだろうか」「社風に合うだろうか」といった不安の声も少なくありません。このような背景を踏まえ、当社は日本での就労を目指すインドネシアの若者たちの「本音」を明らかにすべく、大規模な意識調査を実施しました。本調査結果が、企業の採用戦略立案、および候補者とのミスマッチ解消の一助となることを期待しています。

【調査結果サマリ】

1. 共通する「成長意欲」と「長期就労への願い」

本調査で最も注目すべきは、両クラスの学生が非常に高い学習意欲と、日本での長期的なキャリア形成を望んでいる点です。

  • 最大の就労理由は「キャリア・スキルの向上」であり、日本での経験を通じた自己成長への強い意欲がうかがえます。
  • 希望就労期間は、両クラスとも「5年以上」が過半数(特定技能5%、技能実習57.2%)を占め、多くの企業が期待する「長期的な貢献」と候補者の希望が合致していることがわかりました。また、特定技能クラスは33.9%が「永住も検討したい」と回答したのに対し、技能実習クラスは8.0%に留まりました。

日本で働きたい理由(複数回答)

【特定技能クラス】

【技能実習クラス】

 

2. 在留資格で鮮明になる「働き方」と「キャリアプラン」の違い

一方で、在留資格によって働き方の価値観や将来の展望には明確な違いが見られました。

  • 希望残業時間: 特定技能クラスは「10~20時間」(2%)が最多だったのに対し、技能実習クラスは「40時間以上」(28.2%)が最多となり、ワークライフバランスを求める特定技能と、収入を重視する技能実習という対照的な姿が浮かび上がりました。
  • 将来の展望: 日本で働いた後の展望は、両クラスとも「長く日本で働きたい」が最も多く(特定技能1%、技能実習66.7%)、技能実習クラスは「自国に戻りたい」(30.4%)が特定技能クラス(18.6%)より高く、各制度の趣旨を反映した結果となりました。

 

3.共通の不安は「人間関係」、求められるのは「安心して働ける環境」

 日本での就労にあたり、両クラスが共通して抱える最大の不安は「差別や偏見がないか心配」(特定技能18.0%、技能実習17.0%)、次いで「人間関係に不安がある」(特定技能16.6%、技能実習14.6%)でした。給与や待遇といった条件面だけでなく、外国人材が安心して能力を発揮できる、インクルーシブな職場環境の整備が、これまで以上に重要になっていることを示唆しています。

就職活動における不安や心配事(複数回答)

【特定技能クラス】

【技能実習クラス】

 

考察

本調査から、インドネシアの若者たちは、単なる「労働力」としてではなく、日本で学び、成長し、長期的なキャリアを築きたいという強い意志を持っていることが明らかになりました。

特に、「特定技能」と「技能実習」で働き方の価値観が明確に異なる点は、採用戦略において極めて重要な示唆を与えます。残業が少なく定時での勤務が中心の企業は「特定技能」候補者に、一方で繁忙期などに残業があり、給与として還元できる企業は「技能実習」候補者に、それぞれ訴求ポイントを最適化することで、採用の精度を飛躍的に高められる可能性があります。

企業は候補者の価値観や不安を深く理解し、一人ひとりに寄り添った情報提供と環境整備を行うことが、優秀な人材から選ばれ、また採用後のミスマッチを防ぐ上で鍵となると考えられます。

 

【回答者属性】

 

特定技能クラス
人数構成: 59名(男性36名、女性23名)
平均年齢: 22.6歳  

 

 

 

 

 

技能実習クラス
人数構成: 411名(男性335名、女性76名)
平均年齢: 22.8歳

【本調査の概要】

調査期間: 2025年7月10日~14日
調査対象: PT. Human Mandiri Indonesia 特定技能・技能実習クラスを受講中の学生
回答者数: 470名(特定技能59名+技能実習411名)
調査方法: アンケート形式


■ヒューマングローバルタレント株式会社について

ビジネス・プロフェッショナル×バイリンガルのための転職・求人情報サイトDaijob.comは、1998年のオープンより日本を中心に、会員数84万人、求人掲載数常時11,000件以上と、世界27カ国、累計取引社数9,400社以上の外資・日系グローバル企業から高い評価を得てきました。他にも海外転職専門の「Working Abroad」の運営や、ダイレクトリクルーティング、多言語で対応可能なRPO(採用代行)特定技能外国人人材紹介、登録支援機関など、企業と求職者との効率的なオンラインマッチングの場を提供しています。

特定技能人材紹介  有料職業紹介許可番号 13-ユ-306077

登録支援機関 25登-011725

■ヒューマングループについて

 ヒューマングループは、教育事業を中核に、人材、介護、保育、IT、美容、スポーツと多岐にわたる事業を展開し、2025年4月に創業40周年を迎えました。1985年の創業以来「為世為人(いせいいじん)」を経営理念に掲げ、各事業の強みを生かし、連携しながらシナジーを最大限に発揮する独自のビジネスモデルにより、国内340拠点以上、海外4カ国5法人のネットワークでお客様に質の高いサービスを提供しています。

・ヒューマンホールディングス ウェブサイト:https://www.athuman.com/

 


会社概要

ヒューマングローバルタレント株式会社
●代表者:代表取締役 横川 友樹    ●所在地:東京都新宿区西新宿7丁目5番25号 西新宿プライムスクエア2F
●事業内容:バイリンガルに特化した就職・転職の求人広告事業、イベント事業
●資本金:1,000万円    ●ホームページURL:https://corp.daijob.com/    ●運営サイト:https://www.daijob.com

■ 本件に関するお問い合わせ ■
ヒューマングローバルタレント株式会社 事業推進室 岩木、菅野
TEL:03-6680-6833FAX:03-6680-6464Email:info@daijob.com

■ ヒューマングループに関するお問い合わせ ■
ヒューマングループ 広報担当 若林、平
E-mail:kouhou@athuman.com