ヒューマンアカデミー

外国人と地域社会を繋げる独自プログラム ヒューマンアカデミー日本語学校「地域日本語パートナー」開始 地域とともに育む多文化共生社会の実現

  教育事業を展開するヒューマンアカデミー株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:今堀 健治、以下「当社」)のヒューマンアカデミー日本語学校(以下「当校」)では、日本全国市区町村における多文化共生の推進に向け、「地域日本語パートナー」の取り組みをスタートします。
  日本全国市区町村において、多文化共生の推進が急務であり、当社は行政や自治体と連携し、地域に住む外国人の方を対象とした日本語教室を中心に、日本語学習から地域住民との交流の場に繋ぎ、日本での生活基盤を構築します。さらに、進学・就職なども支援します。同時に、外国人の生活や地域社会の多文化共生に興味のある方を対象とした「ボランティア講座」や、外国人住民とのコミュニケーションに必要な「やさしい日本語講座」なども実施します。
  それに伴い、日本全国各地で多文化共生社会実現のため、地域日本語パートナーの募集を開始します。

【本件のポイント】

●地域日本語パートナーの新プログラムを立ち上げ、地域社会に貢献する取り組みを開始
●外国人生活者へのサポート、地域社会の多文化共生、日本語教育に興味のある方々を対象に、「日本語教師研修」や「ボランティア講座」を開講
●地域日本語パートナーの募集(登録)を開始。登録者には行政・自治体の取組案件を希望に応じて紹介

 

 

【背景】

 出入国在留管理庁の発表によると、令和5年末現在における中長期在留者数は、312万9,774人、特別永住者数は、28万1,218人で、これらを合わせた在留外国人数は、341万992人となり、前年末(307万5,213人)に比べ、33万5,779人(10.9%)増加しました。それでも、日本の生産性人口の減少により、外国人労働者は不可欠であり、政府は、外国人労働者の在留資格「特定技能」の受け入れ枠に関して2024年度から2028年度までの受け入れ枠を82万人と従来の枠の2.4倍、実績値の4倍近くまで一気に拡大させるなど、外国人人材活用が推進されています。
 そのような中で、日本全国市区町村における多文化共生の推進が急務となり、当社では、行政や自治体と連携し、地域コミュニティの発展と相互理解を促進し、多文化共生社会の実現に向けて一層の努力を続けてまいります。

【本件の概要】
  当社の日本語学校は、1987年に大阪で開校し、1991年には東京に進出、2024年には、神戸・横浜・名古屋・福岡にも進出、全国に計6つの校舎を展開(※)、これまで20,000名以上の卒業生を輩出しています。
(※)告示校は東京、大阪、神戸の3校舎
また、当社の社会人教育事業の「日本語教師養成講座」では、30 年以上にわたり、全国 24校舎から、累計約 12 万人の日本語教師養成講座の修了生を輩出しております。
これまで当社は、行政・自治体と協力し、多様な取り組みを行ってきました。この度、日本語学校と日本語教師養成講座で事業シナジーを活かした、「地域日本語パートナー」プログラムの取り組みをスタートします。

【地域日本語パートナープログラムについて
 地域日本語パートナーの取組内容は主に2つあります。
1.「地域に住む外国人の方向け」には地域でのコミュニケーションに必要な手段となる日本語教育を行い、多文化共生意識を養います。また、地域におけるイベント・交流会などの機会を設け、地域社会における帰属意識の醸成も図っていきます。
2.外国人生活者へのサポート、地域社会の多文化共生、日本語教育に興味のある方に向けて、ボランティア育成講座・やさしい日本語講座などの日本語教育を手掛け、多文化共生意識も養います。さらに将来的にはボランティア教室の立ち上げサポートなど携わることができます。


■地域日本語パートナーの登録について
【登録条件】
下記3項目のいずれかに該当する方
・最終学歴が四年制大卒以上で日本語教師養成講座420時間修了者。
・大学で日本語教育の主専攻または副専攻を修了し、卒業した方。
・日本語教育能力検定試験合格者。

更に、多文化共生社会の実現に強い関心と意欲をお持ちで、明るく前向きに物事をとらえて、積極的に教室運営などに関わっていただける方を歓迎します。
・外国人生活者に対する日本語教育に興味がある
・日本人住民と外国人住民がともに暮らす地域社会の実現を目指したい
・外国人児童に対する日本語教育に興味がある
・国際交流に興味がある
・日本と外国をつなぐ架け橋になりたい
・日本語教師として活躍したい

■行政・自治体案件のお仕事紹介について
 ご希望にあわせて、ご紹介します。さまざまなステップアップの機会もあり、委託された日本語教室などでの日本語指導から始め、さらに、地域のニーズに合わせた日本語教育プログラムの企画の立案や、最終的には、自らが企画した案件を受託し、実施することで、独自のアイデアやプログラムを地域コミュニティに貢献する機会があります。
ご紹介事例:日本語教室/子ども日本語教室/介護の日本語講座/やさしい日本語講座/ボランティア養成講座/スキルアップボランティア講座など

■スキルアップ、活動フォローについて
・当校による定期的な日本語教育の勉強会の場・セミナーを開催
・「地域日本語パートナー」同士の交流、つながりの場を提供
・授業に役立つワンポイントテクニックなどお役立ち情報の共有
・全国の当校への講師登用の道を用意

 

■ヒューマンアカデミーについて https://manabu.athuman.com/

 ヒューマンアカデミーは、学びの面白さを提供する「Edutainment Company」として、1985 年の創設以来、時代や社会の変化にあわせながら800以上の講座を編成しました。未就学児童から中高生・大学生・社会人・シニア層とあらゆるライフステージにおけるSTEAM教育やリスキリング、学び直しの支援を行っています。
 さらに、独自の「ヒューマンアカデミーGIGAスクール構想」を推進し、学習支援プラットフォーム「assist」を開発。SELFingサポートカウンセラーと講師が、個別に学習目的や目標にあわせた進捗管理や相談などの学習サポートをします。私たちは、常に最先端の教育手法やテクノロジーを取り入れ、学びの喜びを追求し、最高水準の教育サービスを提供していきます。

■ヒューマングループについて
  ヒューマングループは、教育事業を中核に、人材、介護、保育、美容、スポーツ、ITと多岐にわたる事業を展開しています。
 1985年の創業以来「為世為人(いせいいじん)」を経営理念に掲げ、教育を中心とする各事業を通じて、教育格差、労働力不足、高齢化社会、待機児童問題など、時代とともに変化するさまざまな社会課題の解決に取り組み、独自のビジネスモデルを展開してきました。人と社会に向き合い続けてきたヒューマングループは、いま世界全体で達成すべき目標として掲げられたSDGs(持続可能な開発目標)にも積極的に取り組んでいきます。SDGsへの貢献を通じて、「為世為人」の実現を加速させ、より良い社会づくりに貢献していきます。

●ヒューマンホールディングスWEBサイト:https://www.athuman.com/

ヒューマンアカデミー株式会社概要

●代表者:代表取締役 今堀 健治

●所在地:東京都新宿区西新宿7-5-25 西新宿プライムスクエア1階
●設立:2010年4月 ●資本金:1,000万円 ●URL:https://manabu.athuman.com/

 

■取材・本件に関するお問い合わせ■  ヒューマンアカデミー株式会社 担当 原 千恵
 E-mail:ha_info@athuman.com

■ヒューマングループに関するお問い合わせ■ ヒューマングループ 広報担当 平、若林
E-mail:kouhou@athuman.com