ヒューマンホールディングス

ヒューマンホールディングス インドネシア大手財閥ラディアントグループと保育事業で提携

~ジャカルタに保育所を開設し、保育・幼児教育事業の海外展開を加速~
 
ヒューマンホールディングス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:佐藤 朋也)は、インドネシアでの保育事業展開を目的としてPT. Radiant Centra Nusantara(本社:インドネシア・ジャカルタ、代表取締役:アミラ・ガニス)と2017年2月28日、覚書(MOU:Memorandum of Understanding)を締結しました。
 
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【覚書締結の背景と目的】

インドネシアは、2億5000万人を超える世界第4位の人口を誇り、年間5~6%の経済成長を続けています。また、若年層中心の人口構成に加え、2020年までに中間層・富裕層が1億4000万人に達するとの推計もあり、消費市場として世界から注目されています。こうしたなか、日本以上に女性の社会進出が進むインドネシアでは、保育施設の需要が高まっていますが、働く保護者が安心して子どもを預けられる保育サービスを提供できる施設が、まだ十分ではないのが現状です。
 
ラディアントグループは、主力となる石油・天然ガスなどのエネルギー事業のほか、輸送や人材事業など多岐にわたる事業を展開するインドネシアの大手財閥です。特に近年、女性の社会進出を支援することを目的として、産婦人科などがある病院を複数設立・運営し、毎月100名以上が出産しており、今後はさらに受け入れ能力を拡大させる予定ですが、こうした病院に保育所を併設することで、出産後の女性を支える環境を充実させる計画も持っています。
 
ヒューマングループは、すでに人材事業分野でラディアントグループと協業実績があり、その信頼関係のもと、当社グループの保育ノウハウをインドネシアに持ち込み、新たな事業展開を図ることとしました。
 
具体的には、2017年度中に、まずジャカルタのラディアントグループの病院に併設する保育所を開設します。ヒューマングループの10年以上にわたる運営実績(首都圏を中心に19か所の認可・認証保育所や院内保育、学内保育)によるノウハウを活かし、「ただ預かる」だけの保育ではなく、利用者満足度を重視したサービスや、衛生面の配慮、しつけ・幼児教育の提供まで含めた、日本式の高品質な保育園運営を行います。インドネシアでは、基礎的な学力や、礼儀作法、マナーが身に付く日本式教育への関心が高まっており、現地の既存の保育園とは大きな差別化を図ることができると見込んでいます。また、ラディアントグループを通じて事業を推進することで、現地の文化や教育環境にも配慮できるため、文化的な摩擦を生じるリスクを回避できます。
 
ヒューマングループは、1985年の創業以来、長年にわたり教育事業を展開しており、近年は保育士育成や保育園の運営など社会的なニーズの強い分野に特に力を入れています。その一例として、株式会社としては初となる厚生労働大臣指定保育士養成施設「総合学園ヒューマンアカデミー東京校 チャイルドケアカレッジ こども保育専攻」や、日本で初めて英国国家職業資格BTECに認定された「チャイルドマインダー養成講座」を運営するなど、保育に関わる人材の教育・育成に努めています。こうした保育士養成から、保育園運営、幼児教育サービスまで幅広く手掛けてきた実績が、今回のインドネシアにおける事業展開に、大いに寄与するものと考えています。
 
ジャカルタからインドネシア各地のラディアントグループへの病院への併設保育所開設を進め、将来的には、アジア全域への展開を視野に、2020年には10億円の売り上げを目指します。
 
 
■Pt Radiant Centra Nusaの概要
所在地:Radiant Group Building Jl. Kapten Tendean No. 24. Mampang Prapatan, Jakarta, 12720, Indonesia
代表者名:アミラ・ガニス 
事業内容:石油・天然ガス産業など
 
 
ヒューマンホールディングス 会社概要 ————————
●代表者:代表取締役社長 佐藤 朋也
●所在地:東京都新宿区西新宿 7-5-25 西新宿木村屋ビル 1 階
●設 立: 2002年8月
●資本金:12億9,990万円 
 
 
<本件に関するお問い合わせ>
ヒューマングループ 広報担当:大森
TEL:(03)6388-0108
FAX:(03)6846-1220
E-mail:kouhou@athuman.com