現地ネパールで日本語学校を運営し、復興ボランティアを行う 6社8機関に送金
ヒューマンホールディングス株式会社の事業子会社で、教育事業を運営するヒューマンアカデミー株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:岡本 成正)は、2015年4月25日に発生したネパール大地震により被災された方々に対する支援として、ヒューマングループ社員および、ヒューマンアカデミーの講師・学生など関係者に呼びかけ募金を行っています。
この募金で集まったお金は、現地ネパールで日本語学校を運営し、さらに復興ボランティアを行っている6社8機関に送金し、復興作業に必要な物資の購入などに役立てていただきます。
■経 緯
ヒューマンアカデミーが運営する「ヒューマンアカデミー日本語学校」は、1987年の開校以来、1,000名を超えるネパール出身の卒業生を輩出してきました。2015年7月現在も、100名を超えるネパールからの留学生が日本語の習得を目指し在籍しています。さらに今回の地震の震源地に近いネパールの首都・カトマンズでも、日ごろより留学生の募集において現地関係者に多くのご尽力をいただいており、ネパールとは長きにわたり深いつながりをもってきました。
そこで、日ごろの感謝の気持ちを形にし、ネパールの復興に少しでも役に立ちたいとの考えから募金を行うことにしました。
【ヒューマングループ各社をまわり、募金の協力をお願いする
ネパール人留学生とヒューマンアカデミー日本語学校スタッフ】
■募金の用途
募金の用途については、「ヒューマンアカデミー日本語学校」に在籍するネパール人留学生全員から代表者を選出し、話し合いを行いました。この話し合いの中で、「自らが通うヒューマンアカデミーおよびヒューマングループから集まった募金は、自らの出身地域の支援に使わせてほしい。本当に困っている人たちが必要としていることに対しての支援にしたい」との意見が出ました。
現地の声に耳を傾けてみると、カトマンズを中心に各国からの救援物資はある程度行きわたるようになったものの、復興作業に必要なマスクや手袋などは不足している状況だということが分かりました。また、現地関係者の報告によると、テント村で生活する被災者にゴミから発生する細菌による感染症にかからないように、ゴミを分別して捨てることの大切さを理解していただく必要があることが分かってきました。
このようにして集まった募金は、感染防止のためゴミ箱を設置し、分別の指導を行っている現地の日本語学校を運営している企業に送金し役立てていただくことにし、この趣旨に賛同したヒューマングループ社員、ヒューマンアカデミー講師・学生、その他関係者が現在募金活動に参加しています。
■現地ネパールの様子
現地の様子①
【テント生活をする子どもたちへのマスクの配布】
【現地日本語学校でのゴミ箱を準備(分別の記載)】
【現地日本語学校スタッフが作成したゴミ箱の配布】
■募金の詳細
1. 募金期間:2015年6月12日(金)~
2. 募金対象者:ヒューマングループ社員、ヒューマンアカデミー講師および学生、その他関係者
3. 送金予定先:
①BJLIグループ
・Bhaktapur Japanese Language Institute
・Baneshowor Japanese Language Institute
・Ajisai Japanese Language Institute
②YASUKO International Consultancy
③Chiba Education Center
④DAISUKI International Education Center Private Limited
⑤Career International Consulting Center Private Limited
⑥SOL Education Consultancy Private Limited
4. 用途:マスクや手袋、ゴミ箱などの購入
ヒューマンアカデミーおよびヒューマングループ各社は、このたびのネパール大地震において多くの方が亡くなられたことに深い哀悼の意を捧げ、被災されたネパールの皆さまへ心よりお見舞いを申し上げるとともに、被災地の一日も早い復興をお祈りいたします。
<事業に関するお問い合わせ>
ヒューマンアカデミー株式会社 広報課 石山
TEL:(03)6864-0065
FAX:(03)5925-6545
<本件に関するお問い合わせ>
ヒューマングループ 広報担当 : 原、石山
TEL:(03)6388-0108
FAX:(03)6846-1220
E-mail:kouhou@athuman.com