ニュースリリース

  • 2014/12/11

ヒューマンニュース【インタビュー】学び働く人vol.5  介護支援専門員/介護福祉士 島添敏さん

ヒューマンホールディングス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:佐藤朋也)は、ホームページ(http://www.athuman.com/)で、「【インタビュー】学び働く人」、「海外で学ぶ学生たち」などを掲載しています。これは、“学んだことを活かして、働く” という当社ビジネスモデルに沿った形で、活躍している人たちを紹介するものです。
今回は、介護の道一筋にステップアップを図っている島添敏さんを紹介します。 
 
 
■指導者資格を修得し、これまでの経験を“理想の介護”の礎に
 
【島添敏さん(40歳)プロフィール】
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1974年生まれ。病院・介護福祉施設での勤務を経て、2013年、ヒューマングループ内の「ヒューマンライフケア河内長野の湯」に管理者として入社。2014年4月より、センター長を経て、2014年10月より泉南介護サービス営業係ブロック長に就任。「ケアテクニカルマイスター制度※」のゴールドマイスター第1号取得者として、後進の指導にあたっている。
 
※「ケアテクニカルマイスター制度」:
ヒューマンライフケアの介護サービスで働く、全スタッフの介護技術を認定する自社独自の試験制度。介護技術の習得・向上および介護技術のレベル確認、指導者の育成・排出を目的に実施しており、サービス向上につなげている。
 

“人”の心に寄り添う、繊細な仕事に魅力を感じた
子どもの頃から、「今、これをしてあげるといいな」と、思ったことを自然と行動に移していたという島添さん。これは母親の影響とのこと。また、両親から「あなたは優しいから」と褒められることが嬉しかったとも語る。

そんな島添さんが、「介護」という職種を知ったのは高校時代。高校1年のとき、母方の祖母が脳梗塞になったことや、同じ時期に、知人が介護福祉士の専門学校に入学したことがきっかけだった。進路を決める高校3年の時、専門学校に通う知人からの話を聞いて、介護職を志した。決め手は、“人”が相手だということ。「日によって体調も異なれば、時間帯で気分も変わる。そんな利用者の時々の気持ちを察して、行動しなければならない繊細な仕事に、魅力や面白味を感じました」と島添さん。

高校卒業後、専門学校に2年通い、介護福祉士の資格を取得。病院や介護福祉施設で計18年間、従事。デイサービスで、さまざまな経験を積む。「介護は、私の生涯の仕事」と言う島添さんが、「ヒューマンライフケア河内長野の湯」に転職したのには理由があった。
 
質の高いサービスを提供できる、現場優先の職場環境
介護業界全体の課題として、「もっと現場の声を生かし、ご利用者様に対するサービスの質を上げることができないか」と悩んでいた島添さん。地元密着型のデイケアサービスを探していたところ、「ヒューマンライフケア河内長野の湯」に出会った。管理者として入社し、現在はセンター長を務めている。

“ここを選んでよかった”と感じるのは、トップダウン型ではない、ボトムアップ型の組織体制。島添さんは、「こんなにも、ご利用者様や現場の業務を優先させてくれる会社は初めて。とてもやりがいがあります」と言う。現場では、上司からの命令や規則などに縛られることなく、スタッフが感じたことやアイデアを形にできる。そのため、利用者一人ひとりに合わせた細やかなサービスが実現できるのだ。

「ご利用者様の表情がだんだんと豊かになったり、昔からの知り合いのように職員や他の利用者と挨拶したりしているのを目にすることが、なにより嬉しい」と、島添さん。皆それぞれの状況を抱えて通っているが、ここは出会いの場。だからこそ、そんな何気ない利用者の姿が、島添さんの元気の素となっている。
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「ゴールドマイスター」取得で、介護福祉士としてステップアップ!
介護福祉士の資格を持ち、業界経験も豊富。そんな島添さんのスキルアップや視野を広げるのに一役買ったのが、「ケアテクニカルマイスター制度※」だ。「指導力の向上」や「指導者の育成」に関する研修をずっと探していた島添さんは、ヒューマンライフケアカレッジでのこの研修を実施していることを知った時、「これだ!」と思い受講。見事「ゴールドマイスター」の試験に合格した。

島添さんは、介護保険制度の一連の流れや経営のことを深く理解するとともに、指導者としてのノウハウを学んだことで、これまでの経験で身に付けた知識や技術を、より自信を持ってスタッフに伝えられるようになった。「経験値を先輩から後輩に伝え、財産として共有することで、組織は利用者や地域から信頼を得ることができます。ひいては、業界の進歩につながればいいですね」と、志は高い。
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自分らしく、地域に溶け込めるデイサービスを目指して
「主役はご利用者様で、スタッフではありません。ご利用者様がしたいことを“お手伝い”するのが仕事です。理想は、気を遣われていると感じさせないサービスを提供することですね」と語る島添さん。“やりすぎず、不足せず、痒いところに手が届く”サービスを目指している。例えば、コーヒーを一杯淹れるにしても、利用者によって好みの味付けがあり、洋服を着るにしても、右腕から入れるのか、左腕から入れるのかなどの個人差がある。スタッフが、規則的に進めてしまうのでは利用者のためにならない。利用者の気持ちを尊重しながら、本人が“やりやすい”環境をつくってあげることが重要なのだ。

「ゴールドマイスター」を取得して、経営や運営のことがより身近になり、施設全体を把握して、イベントなどの企画も立てやすくなったという島添さん。現在、利用者の方々が「デイサービスに行きたくなる」という意味を込めて、“行きがいづくり”と名付けた取り組みに力を入れている。一日を施設だけで過ごすのではなく、地域のスーパーや蕎麦屋さんなどに外出の場を広げ、さらには小学生や幼稚園児を施設に招こうと積極的に動いている。

「ご利用者様が、自分らしく、そして地域の中で生活していることを感じられるデイサービスを追求していきたい。介護は、人との縁や感謝の心を大切にできるようになる、すばらしい職業です」そう話す横顔は、“人”へのやさしさに満ち溢れていた。


 
介護職員の育成・創出に向けたヒューマンライフケアの取り組み -----------------------------

■「介護」を取り巻く状況
介護保険法の施行後、要介護(要支援)認定者は年々増加し、厚生労働省の発表では、2013年4月現在で564万人と、この13年間で約2.56倍に達しています。
今後も、65歳以上の高齢者人口は急速に伸び続け、「団塊の世代」が65歳以上となる2015年には3,395万人、「団塊の世代」が75歳以上となる2025年には3,657万人に達する見込みです。
 
表1]要介護度別認定者数の推移
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 出典:厚生労働省ホームページ(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000018735.pdf)

また介護職員も、要介護(要支援)認定者の増加に伴い介護サービス量が増えたため、2012年には149万人と、12年間で約3倍に増加しています。
しかし、2025年には237~249万人の介護職員が必要だと推計され、今後、一層の人材不足が予測されています。介護人材を持続的に確保するためには、社会的評価および待遇の向上が必須であり、専門性を高めスキルアップできるキャリアパスの仕組みを確立していくことが重要となります。
 
[表2]必要な人材の確保に向けた推計
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 出典:厚生労働省ホームページ(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12201000-Shakaiengokyokushougaihokenfukushibu-Kikakuka/0000047617.pdf)

■ヒューマンライフケアカレッジが担う「介護」
ヒューマングループは、介護保険法施行前の1999 年より、デイサービスや訪問介護、ケアプラン作成、グループホーム、介護付有料老人ホームなど、介護のニーズに応える多彩な介護サービスを順次展開してきました。そのなかで、介護の仕事を目指す人を全面的にバックアップするために誕生したのが「ヒューマンライフケアカレッジ」です。
ヒューマンライフケアカレッジは、ヒューマングループ内の教育および人材事業と連携し、これからの高齢社会に欠かすことのできない、「介護を支える人材の育成・研修・就業支援」を行っています。また、法人向けの各種研修も提供し、資格取得やスキルアップのサポートも実施しています。
 
-ケアテクニカルマイスター制度-
「シルバーマイスター」「ゴールドマイスター」「プラチナマイスター」の3段階で認定するヒューマンライフケア独自の制度。「シルバーマイスター」は知識・技術、「ゴールドマイスター」は技術の応用・指導力、「プラチナマイスター」は監督力・企画立案力などを評価する。
介護福祉士など介護系国家・認定資格に相当する技術レベルを身に付け、原理原則に基づいた指導ができる指導者を育成・排出することにより、正しい知識・技術を持つ介護人材を増やすことを目的としている。
この制度により、何よりも重要な「ご利用者様の安全・安心」を守ることはもちろん、技術レベルの底上げによるサービス向上につなげている。
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