2006年1月28日に公開セミナー『日本的経営モデルとM&A』を開催。校外からの参加者、MBAプログラム在校生を含めて約60名が参加しました。奇しくも旬な話題となった今回のセミナーでは、田中譲教授(東京キャンパスアカデミックディレクター)より、以下の各テーマに対する講義と、参加者からの熱心な質疑応答が行われました。
『日本的経営モデルとM&A』
〔I〕 このテーマのとらえ方
1.情報とその評価、何を伝えたいのか
2. M&Aを考える
〔II〕 経営戦略としてのM&A
1.グロースシナリオ、その必要性
2.何のためにM&Aを行うのか
3.持続的競争優位の条件、その構築
〔III〕 M&Aの基本的戦略スキームとそのメッリトとデメリット
1.M&Aの基本的戦略スキーム
2.M&Aのメリットとデメリット
〔IV〕 欧米、中国におけるM&A
1.アメリカのM&Aとその歴史的プロセス―事業再編の歴史とM&A
2.イギリス、ドイツの経営システムとM&A
3.中国のM&A
〔V〕 日本企業のM&A
1.経済構造の発展段階と日本的経営の形成―工業化社会の経営システム、企業統治
2.工業化社会に形成された日本的経営システム、グループ経営
3.企業文化―agency cost, influence cost
4.日本企業のM&Aの戦略目的―事業構造の改革、リストラと成長シナリオ
5.M&Aと日本固有の問題
〔VI〕 M&A成功の条件と日本企業
〔VII〕 日本の法人資本主義、日本型経営の変容とあるべき政策思想・哲学
― 日本の経済社会、市場にM&Aはいかに導入されるべきか。
【講師紹介】 田中 譲 京都銀行の常務取締役、その他各種法人の役員を歴任。同志社大学大学院商学研究科教授等を経て、現在は同志社大学産官学連携支援ネットワーク理事。英国国立ウェールズ大学経営大学院MBA(日本語)プログラムアカデミック・ディレクター、日本生命社友。主な著書に「ベンチャービジネスのファイナンス」、
「総論ベンチャービジネス」がある。 |