英国国立ウェールズ大学経営大学院 MBA(日本語)プログラム
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2005年度にMBAを取得された方の中から、6名の方にMBA取得の動機、履修から学位取得までの感想をお聞きしました。



 
   

谷島 賢氏

イーグルバス株式会社 代表取締役社長

 

修士論文テーマを実現するため、博士課程に進学しました。

ウェールズ大学での私の修士論文、「バス事業における新バスビジネスモデルの構築」を具現化し、実際の私のビジネスの中で立証させることを目的に、2006年4月から、埼玉大学 理工学研究科博士後期課程に入学し、研究を進めることになりました。

博士課程での研究が大変なことは、私の友人で博士課程に入って仕事と両立が困難になり、5年目を迎えている姿を見ても、十分想像できます。私も最初は、MBAまでで十分だと思っていましたが、今までの自分のビジネス経験とMBAで学んだ知識、更に工学的アプローチを加えることで、初めて自分が求めている「解」が見出せると考えるに至りました。また、ウェールズ大学本部の卒業式で博士(Ph.D.)課程の卒業生達を身近に見たことも、今回の進路決定に影響を与えたことも事実です。

MBAを取得し、ようやく人並みの週末が戻ってきたと思ったのも束の間、しかも今度は理工学部という畑違いで、自分でもつくづく馬鹿だと思いながら、やっぱり一度だけの人生なのでチャレンジしたいと決心しました。自分の選択は間違っていなかったと将来言えるような結果を出したいと思っています。

 

 
   

野田 和也氏

株式会社 ローソン勤務

 

MBAを取得して、一番の感想は「経営に答えなどない」ということでした。

社会に出て数年が経ち、会社の中でも様々な仕事や役割が求められるポジションになるにつれ、改めて自己流ではなく、体系的にビジネスを学び直したいと思ったこと、またビジネス上で接したこれまでの自分にはないMBAホルダーの発想に興味を持ったことがMBA取得を考えた動機です。更にその時は、単純にMBAに学べば、何かビジネスの正解のようなものが得られ、会社で、社会で生きる『今後の指標』になると思ったのも事実です。

実践的な経験をストップさせて、2年間を学習のみに絞られてしまうのは、この変化の激しい社会の状況では逆にデメリットなのではないかと考えていた時に知ったのがこのプログラムです。実際に、仕事をしながらのプログラムですから、正直進めるのは大変なのですが、仕事をしているときに、ふとここで学んだことがベースとなり、様々な考え方で業務に向き合えるという『実業とのシナジー』を体感できることは想定以上のリターンであると感じます。

MBAで学ぼうと考えた3年前は、そこに何か会社で生きるための『明確な答え』があると単純に考えていました。しかし、実際に学び、そして学位を取得してみての一番の感想は、“答えなどない!”ということです。知識の幅を広げ、議論を深める程、様々な道がすべて正解であるということが解ったという、何とも皮肉なものでした。しかし、今はこのスタンスが極めて重要であると思っています。万策に正解はないのだから、大局的に自分で考え、自分で指し示す勇気、更にはそれらを見る鑑定眼が育成されたと思っています。

         
 
   

並河真澄氏

外資系金融機関 勤務

         
 

MBAを取得した今からが、本当のスタートだと思っています。

今まで培ったビジネス経験・知識をある一定レベルにまで体系化すること、金融業界以外の人脈を構築すること、そしてビジネスの共通言語としてのMBAを身に付けることが入学の動機です。でも正直なところ、『MBAを持っていたらカッコいいかな』と思ったことも志望動機の一つですね(笑)。

 受講を始めて3ヶ月間は時間管理が大変でしたが、それ以降は徐々に慣れ、逆に授業がないと生活にハリがない感じがするようにまでなりました。また、MBAを修了するには、要領の良さ、気合・根性および独創性が必要であることも確認しました。2005年11月に英国ウェールズ大学本部(ウェールズ・カーディフ市)で学位を受けましたが、このプログラムでの最大の収穫は、人的ネットワークでした。現在でもプログラムを通じて知り合った方々とは公私共に親交を深めています。今後も3期生のテーマである「創造的破壊」に基づいて活動していきたいと思っています。

MBAを取得したからといって、けっして気分的に落ち着いていません。逆にこれからが勝負(今からがスタート)だと思っています。

         
 
   

佐藤 実氏

株式会社リコー 勤務

         
 

海外駐在中にビジネス教育の必要性を感じていました。自分自身、再度海外で働きたいという希望もあり、新たな知識とスキルを身に付けるためにMBAに入学しました。MBA取得がサラリーマン脱皮、独立開業の絶対条件ではありませんが、自分自身にとって必要だと考えたからです。

プログラムでは、予習や課題などに追いかけられる2年間を送りました。入学当初は、自分自身がいったい何をやっているのか、一体何をやればいいのかもわからず、手探りで進める中で時間だけが過ぎ、本当に苦しみました。グループワークでは自分の担当部分のクオリティが低ければ、グループ全体の評価を下げてしまうため、責任の重さも負担でしたね。グループメンバーに助けられたことばかりで、申し訳なく思っています。でも仕事柄(教育)、担当教授の指導方法を学べたことは非常に有益でした。教え方がよかったので、未熟な私も半熟な状態まで学習成果をあげられたのだと思います。

MBAを取得し、改めて自分の提出したレポートを読み直すと、凄いことを学んでいたと今更ながら驚いています。本当に自分にこういうレポートを提出する能力があったのかと感慨深い想いがあります。

現在は、さらに他の大学院でリーダーシップについて研究を進めています、MBAで学習したことが非常に役立っています。また、独立を目指した準備にも手をかけはじめています。

         
       

吉野 利純氏

日立化成工業株式会社 開発部門勤務

         
 

自分自身、国内では技術系スペシャリストとしての価値はあっても、海外での価値は平凡だと感じたことがMBA取得の発端です。また、技術に加えて経営知識を身につけることで、経営戦略の策定やマーケティングの実践、さらには人脈とグロバールな価値観をつけ、他の技術者と差別化を図ることで、コンサルティングの分野にも進出したいと考えたこともMBAプログラム入学の理由ですね。

実際の授業では、入学前に財務などの経験が皆無だったので、ファイナンス関係の授業では、金融関連業界などから来ている学生との知識のギャップがあり、かなり苦労しました。授業についていくのがやっとでしたが、結局ファイナンス関係の科目が、自分にはもっとも奥が深く興味深いものになりました。現在でも勉強を継続しており、世の中のお金の流れに常に気になるようになった点は有益でしたね。

全体では、教授陣の実力が高く、実践的内容を交えた授業が大変有益でした。また、学生全員が社会人学生であったことで、学問が実践に繋がりやすく、すべての授業でハイレベルなディスカッションができたことも有益でした。自分の考えを常に伝える癖がつき、逆に他の人の意見を聞く力もついたと思います。

MBAを通じて考え方がグローバルになり、技術分野の枠を超えた取り組みが日々行なえるようになったことで、自己改革に繋がったと思います。マーケティングの実践や人脈を利用した顧客アプローチも可能になりました。MBAホルダーは、国内よりも海外で評価が高いことを実感し、仕事の幅も広がり、他の業種の仕事に従事できる可能性を得ることができました。

         
 
   
久保 秀哉氏

保険会社勤務
         
 

最も自分にとって大きなものは、MBAとしての誇りと自信です。

大学卒業後、現在の会社に入社した直後より、ビジネスマンとして、真のゼネラリストを目指すうえで、MBAは最低限必要なライセンスと認識していました。実践でビジネスの経験を積みながら、MBA取得の機会を窺っていたところ、当該プログラムの存在をしり、挑戦することにしました。

やる以上は、徹底的に取り組みたいと考え、レポート、試験、講義の発表において最高のパフォーマンスを発揮するよう取り組みました。こうした取り組みの中で、切磋琢磨してきた仲間達の存在は大きな財産と考えています。

ビジネスマンとしての情報処理能力やレポーティング能力、プレゼン能力等が向上し、様々なビジネスシーンで役立っています。そして、最も自分にとって大きなものは、MBAとしての誇りと自信です。

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