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猪口邦子衆議院議員講演会

8月4日(土)に新宿野村ビル3Fの教室で、学友会主催の講演会が開催されました。参加者は28名でした。講演して頂いたのは、小泉前内閣の時の少子化・男女共同参画担当の内閣府特命担当大臣で、現在、自由民主党国際局局長代理及び日本国際政治学会理事・評議委員の猪口邦子衆議院議員です。講演テーマは「日本の少子化について」。もともと上智大学法学部の教授であり、研究者であることから様々な統計データや研究調査結果を示しながら、自身の経験に基づいて熱く語っていただきました。

日本の少子化の要因は、"総合的、複合的に教育レベルに応じた仕事を続けながら家庭生活をおくることが出来ない"という矛盾のせいであり、それを解決することが少子化を食い止める糸口となるとのことでした。また日本では子育ては個人(両親)の責任として放置されているが、少子化対策で成功した国では、それが社会の責任であり、子供を社会として守っていくという倫理観が定着していることが特徴的なのだそうです。また、その点から見ると日本は30年近く遅れているといわざるを得ないようです。そして日本での、少子化対策の具体策としては、

1. 出産から子育てにおける政府・社会からの経済的援助
2. 女性の労働力率の向上
3. 男性の家事・育児負担率の向上

とのことでした。2番目については、欧米の統計を見ればあきらかです。3番目については、特に世界のどの国より圧倒的に日本は数値が低く、この傾向はスペイン、ドイツ、イタリアにも見られるのだそうです。つまり、ファシズムが原点となっており、特に日本の場合は家父長制が長く文化として根付いており、それが未だに残っていると考えるのが妥当な解釈なのだそうです。そしてこれに長時間勤務や通勤が重なって、事態を更に深刻にしているのが現実のようです。
うすうす感じていたことなのですが、社会の問題もさることながら、少子化の最大の悪者はやっぱり男性ってことですかね。現役の厚生労働大臣が、女性のことを「生む機械」といってしまう国ですからね。そんな男性が中心になって対策を考えたところで、効果的な案が浮かぶわけはないと思ってしまうのは、私だけでしょうか… 本講演では参加者28名中10名が女性でした。本校の平均的な女性比率を考えると、女性におけるこのテーマに対する関心の高さがわかりますが、むしろ男性にこそ聞いてもらいたい講演とも言えます。

今後も、学友会はテーマを考慮して継続的に講演会を行っていきたいと思いますので、是非参加をお願いします。また、希望の講演テーマがありましたら、遠慮なく学友会までご連絡下さい。

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〒163-0503 東京都新宿区西新宿1−26−2 新宿野村ビル3階
英国国立ウェールズ大学 経営大学院 MBA(日本語)プログラム内 学友会事務局

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