ヒューマンビジネスイノベーション

語学グローバル教育 2014/09/24

【Global Challenge】タイ編~日本が誇るアニメコンテンツを世界へ~


 2013年12月にタイ・バンコクにオープンした「ヒューマンデジクラフトアカデミー」。日本のゲーム・アニメーション技術が学べる学校として、50人以上のタイ人に受講していただいています。
 開校と同時に入学した受講生のお一人、Kamolwan  Plianmuangさん(ニックネーム Cherry)にお話を伺いました。

【Cherryさんのプロフィール】 2013年12月にバンコクのヒューマンデジクラフトアカデミーに入学したタイ人。現在はバンコクで学ぶが、卒業3カ月前から日本で学び日本で卒業する「バンコク入学日本卒業」コースに属する。バンコク市内のモンクット王工科大学トンブリ校(KMUTT)に通う大学3年生でもあり、“ダブルスクール”生活を楽しむ行動派。

Cherryさんはヒューマンデジクラフトアカデミーでアニメを学んでいるそうですが、日本のアニメに興味を持ったきっかけは?
Cherryさん:
『デジモンアドベンチャー』と『ドラえもん』を読んだのが最初のアニメで、すごく印象深かったです。この2つは、今でもお気に入りのアニメです。日本のアニメの良い点は「絵」「色」「ストーリー」だと思います。タイにもアニメはありますし、考え方に影響を与えてくれるなどいいところもありますよ。でも、独自のキャラクターがありません。ヒューマンデジクラフトアカデミーに入学した理由は、日本のアニメについてきちんと学び、日本で勉強してみたいと思ったからです。入学前からアニメを作るのは好きで、小学校の時にストップモーションアニメーションを作ったことはあります。でも、本格的に学びたいなと思い、入学しました。

ヒューマンデジクラフトアカデミーでの学校生活はどうですか?日本のアニメ学校に入学することについて、家族や友人は何か言っていましたか?
Cherryさん:
入学については、家族も友達もみんなが応援してくれました。学校生活はとっても楽しいです。先生は学生たちを理解して能力を引き出そうとしてくれます。ヒントをくれるんです。だからすごく自分のためになっていると感じます。学生たちもお互い助け合って学んでいます。とてもいい環境です。今はキャラクターデザインを勉強しています。
Character-Designing-Class.jpg DSC_0289.jpg バンコクのヒューマンデジクラフトアカデミーの授業風景▲
ヒューマンデジクラフトアカデミーで学んだことはどう生かしたいですか?
Cherryさん:
まだ具体的には考えていませんが、自分自身を磨いて、自分がつくったアニメを人に見せられるようになりたいですね。友達や親戚にはぜひ自分が描いたアニメを読んでほしい。自分のアニメを通して、あらゆる国の人にタイのアニメについて知ってもらい、受け入れてもらえたらうれしいです。アニメを通してタイの文化を見てもらいたい。

素敵な夢ですね。ところで、Cherryさんは日本に行ったり留学したりしたことはありますか? アニメ以外で日本の好きなところはどんなところですか?
Cherryさん:
日本で好きなところは、たくさんあります。人、食べ物、場所、文化など全部好きです。最初に興味を持ったのは、日本のマンガを読んだ後ですね。日本のイメージは「時間を守る、愛国心が強い、お互い助け合う」かな。「親切でお互い助け合う」のは日本とタイの共通点だと思います。日本に最近行きました。今年の6~7月に憧れの札幌に日本語留学をしたんです。タイにない雪などがある環境は憧れです。今回は憧れているという理由に加え、日本語を勉強することも目的でした。ヒューマンデジクラフトアカデミーでは「バンコク入学日本卒業」のコースに所属していて、最後の3カ月間は日本に行って日本語で授業を受ける予定なんです。日本で学べることを、とても楽しみにしています。


日本が誇るコンテンツを世界へ発信   
                                                            Human Digicrafts (Thailand) Co., Ltd.  Managing Director新岡直樹
「専門技術+日本語」を身につける
 「ヒューマンデジクラフトアカデミー」は、2013年10月にヒューマンホールディングス株式会社によって設立されたHuman Digicrafts (Thailand) Co., Ltd.(所在地:タイ・バンコク)が運営しています。現地のタイ人に、日本が誇るゲーム・アニメーション教育、日本語教育をご提供しています。タイでのカリキュラムは、ヒューマンアカデミー株式会社が日本国内で運営する全日制専門校「総合学園ヒューマンアカデミー」が持つコンテンツやノウハウをベースとしています。
img_thai2.png
 コースは、「Certificateコース」と「Diplomaコース」をご用意。
コース名 Unit名 日本語能力 特長
Certificateコース
(Unitを選択できる)
イラストレーション&キャラクターデザイン4Unit 問わない 1Unitから選択できます
アニメーション3Unit
Diplomaコース イラストレーション&キャラクターデザイン4Unit

アニメーション3Unit
日本語N3レベル到達 左記の7Unitをバンコクで学んだ後、日本のヒューマンアカデミーへ数か月間留学し、日本で卒業します
                                ※日常的な場面で使われる日本語をある程度理解することができる
   Diplomaコースで日本語能力を求めているのは、単に日本での最終講義を受けることだけを目的としているのではありません。「専門技術+日本語」を身につけることで、日本の影響を受ける産業や技術界にてより高いポジションでの活躍を期待できるからです。ASEAN(東南アジア諸国連合)全体でも、「専門技術+日本語」を身につけた人材は最も期待が大きくかつレアと言われています。
専門教育を通して、世界の若者の自己実現をバックアップ
 日本のサブカルチャー志向がアジア各国で急激な広がりを見せています。タイにおけるアニメ産業の市場規模は、地上デジタルテレビ放送への移行やアニメ視聴者層の拡大により2015年には87億8200万バーツ(約280億円)と2011年から約100億円の拡大が予測されています(タイの調査機関「カシコンリサーチセンター」調べ)。
 こうしたニーズを背景に大学でのマルチメディアやアニメーション学科の設立が相次ぐ一方、アニメカルチャー世代ではない講師や専門的な学習経験がない講師陣も多く、本格的な専門教育に到っていない大学も多数存在します。
 ヒューマングループは、仕事を見据えた学びを各国で提供することで、熱い若者の自己実現をサポートしていきたいと考えています。
 タイではアニメデザイン・ゲーム系の就職先はまだまだ少ないのが現状ですが、卒業後の活躍の場として、日本法人との連携による制作プロダクションの設置も念頭においています。また、人材の育成を経て、日本のアニメ・ゲーム業界や企業様のタイ進出の支援も担ってまいりたく考えております。
 今後のHuman Digicrafts (Thailand) Co., Ltd.にご期待ください。
DSC_0290.jpg▲Managing Director新岡直樹(写真左)とスタッフ

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